ishiij's blog

a day of ishii masayuki

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ノンフィクションのクラウドファインディング「レポシード」

友人のノンフィクション作家、藤井誠二さんが、クラウドファインディング「レポシード」の仕組みを利用して取材費を調達する社会的実験をスタート。少額ですが投資しました。ノンフィクション冬の時代。微力ですが応援しています。 https://camp-fire.jp/pro…

「教団X」 中村文則著

この春に読了した小説。「教団X」は、のめり込むように読めた。傑作だと思います。中村文則さんの小説は、過去の作品をたどって読むことになりそう。パワフルな作家です。 http://subaru.shueisha.co.jp/books/1501_2.html

『小倉昌男 祈りと経営』(森健 著)

読了。これは傑作ノンフィクション。小倉昌男氏の家族の、心の病が、氏の人生にどんな影響を与えたのかを詳述している。妻が、アルコール依存症であり、その関連で自殺。娘は、境界性パーソナリティ障害。正確な診断がでるまで、精神科病棟の入退院を経験し…

「よだかの片思い」(島本理生著)はユニークフェイス当事者必読の小説

読了。島本さんは、拙著などユニークフェイス関連書籍を読み込んだうえで、この小説を書かれた、とわかりました。(参考文献は明示されていませんが)。顔面をテーマにした青春小説として現代日本の最高傑作のひとつ、と思います。 日経新聞書評がよくまとま…

「あしたから出版社」(島田潤一郎 著)

「あしたから出版社」(島田潤一郎 著)。ひとり出版社の経営者の人生と仕事術を綴った書籍。30歳になっての再就職がこんなに困難であることは思わなかった。私はずっとフリーランスだったので、鈍感だったのかもしれない。ひとり出版社としての門出は。地…

「仕事の手帳」(最相葉月 著)

「仕事の手帳」(最相葉月 著)の仕事術について。最相氏の人生の流転について知ることができたので収穫。一所懸命に原稿を書いていくなかで、ヒット作につながったことがわかる。しかし、この仕事の仕方だと、夫の収入があってこそだと思うけれど、こういう…

「仕事に効く教養としての世界史」(出口治明著)

素人の歴史好きが、これほどの教養を蓄えていることにまずは驚嘆する。 「歴史を見ると、自分の好きな仕事をやって順調に出世するなんて奇跡に近いことです」 という後書きが良かった。まさに人生万事塞翁が馬、である。 キリスト教がどのように生成していっ…

『冷たい手』(水生大海 著)

『冷たい手』(水生大海 著)を読了。鈴木先生の小説講座の卒業生の作品。たいしたことないよな、と思いなから読んでいましたが、高品質だったので、自分の浅はかさを知る機会となりました。欠点をあげたらそれなりにでてきますが、最後までひっばられました…

「努力しないで作家になる方法」(鯨統一郎 著)

「努力しないで作家になる方法」読了。これは小説家志望者にとって必読書。小説家になりたいという男。それを支える妻。投稿をし続ける意志。くじけそうな気持ちのなかにあってそれでも書き続ける。最後には一冊の書籍を商業出版するに至る。この小説家の自…

「キリスト教ハンドブック 改訂版」三省堂

「キリスト教 ハンドブック 改訂版」読了。遠藤周作の文章が秀逸。日本的なキリスト教が必要とされている、という主張には説得力がある。キリスト教のイロハを客観的に知るためのガイドとして良書。 キリスト教ハンドブック 作者: 遠藤周作,佐藤陽二 出版社/…

「はじめて読む聖書」(田川健三ほか)

「はじめて読む聖書」読了。聖書学の専門家である、田川健三氏を知ったことが大収穫。不可知論者であり、神の存在を信じないクリスチャン、という自己定義がとても面白い。氏の著作はこれから追いかけて読んでみたい。聖書という、中東の砂漠で勃興した宗教…

「金ケ崎の四人」(鈴木輝一郎著)

「金ケ崎の四人」読了。信長、秀吉、光秀、家康の4人が、ある合戦で共に闘う、その歴史的事実を、フィクションとして仕上げた秀作。ふだんは戦国時代小説をまったく読まないのだが、事情があって読んでみて、大いに刺激をうけた。やはり、良質な小説はジャン…

「ライフストーリー研究に何ができるか」(桜井厚・石川良子 著)

「ライフストーリー研究に何ができるか」読了。ライフストーリー研究の専門家,桜井厚氏の定年退官記念として編まれている。読み進めて思ったのは、ここのマイノリティ研究のインタビューの蓄積が薄いのに、方法論について細かい議論をしている点である。良…

「売れる作家の全技術」(大沢在昌著)

「売れる作家の全技術」(大沢在昌著)再読。2年ほど前に購入した本の再読。鈴木輝一郎著の「なにがなんでも・・・」シリーズを読んで、さらに小説創作ノウハウを確認したくなって再読。無我夢中、楽しく書く、自分を信じて書く、という精神論と、ストーリ…

「何がなんでも新人賞 獲らせます!」(鈴木輝一郎著)

「何がなんでも新人賞 獲らせます!」読了。このシリーズ、全部読んでしまった。小説をめぐる人間ドラマ、創作の方法論が、鈴木輝一郎節になっており、リズミカルに読むことができる。エッセイと方法論がうまくブレンドされている。小説家志望者だけでなく、…

「原発事故20年 チェルノブイリの現在」(ミッティカ著)柏書房

「原発事故20年 チェルノブイリの現在」(ミッティカ著)を読了。著者は歯科医として働くかたわら、長期にわたってドキュメンタリー写真を撮影している。チェルノブイリだけでなくフクシマも撮影している。この写真集はチェルノブイリをテーマとしているが…

「韓国とキリスト教」(浅見雅一 安延苑 著)

「韓国とキリスト教」(浅見雅一 安延苑 著)読了。韓国に行って、キリスト教の教会の大きさ、多さを見たため、韓国におけるキリスト教の歴史に興味をもったため手に取った。儒教、仏教の土壌のなかで、なぜキリスト教が普及していったのかを確認できた。多…

「自重筋トレ100の基本 (エイムック 2630)」 読了

自重筋トレ100の基本 (エイムック 2630)再読。お金のかからない自主トレーニングでの筋力アップ、維持のためにオススメの書籍。単調な腕立て、腹筋、スクワットという筋トレに、味付けをして、楽しく持続するために参考になる。この書籍を基本書として、あと…

「私はどうして販売外交に成功したか」フランク・ベドガー著

「私はどうして販売外交に成功したか」読了。再読。営業職に就く人にとって必読書。この本の日本語版刊行は1964年である。しかし、その歳月の変化に関係なく、価値を持ち続けている。生命保険の営業マンとして成功したベドガーは、その思考、経験とノウハウ…

「日本で働くのは本当に損なのか」海老原嗣生著

「日本で働くのは本当に損なのか」再読。 会社員になってから、この雇用環境はどういう歴史によってできたのか、を知りたくて出会った書籍。 欧米と日本の雇用に対する考え方、雇用慣習の違いが整理されており勉強になった。 大げさではなく目から鱗が落ちた…

「君に友だちはいらない」瀧本哲史著

「君に友だちはいらない」読了。発売当初に衝動買いした書物の再読。真の資本主義社会がやってくる、という危機感から外資系コンサルに転職した、非社交的な研究者が成長していくプロセスがわかる自伝的な側面。企業再生をしていくなかで、成長する企業人と…

「普通に働け」常見陽平著

「普通に働け」読了。働くとは何だろう? という問いに直面したとき、常見さんの著作は力になる。 人生に簡単な答えなんてものはない。常に負けたり勝ったりの繰り返しだし、試行錯誤と紆余曲折の繰り返しだ。そんなに簡単に上手くいくものではない。でも、…

「原発難民」烏賀陽弘道著

「原発難民」読了。昨年夏、フクシマに仕事で向かうときに、この書籍を読んだので再読。いまも約15万人が避難を余儀なくされている福島第1原発事故。副題にある「放射能雲の下で何が起きたのか」を克明に記録したノンフィクション。もちもん「何が起きている…

「職業、ブックライター。」上阪徹著

「職業、ブックライター。」読了。 売れっ子ブックライターの著作。出版業界でいう、構成ライター、いわゆるゴーストライターとしての成功者がそのノウハウを書き込んでいる。この手の書籍は、かなり読んできた。面白かったのは、小説の書き方と共通点が多い…

「自分メディアはこう作る!」ちきりん著

「自分メディアはこう作る!」読了。たまに読んでいる、ちきりん日記の舞台裏を知りたくて読みました。一番、印象に残った文章はここ↓。 自分がどうなるか、自分のブログをどうしたいかより、世界がどう変わるか、どんな社会がやってくるのか、そっちのほうが…

「ぼくたちは生きているのだ」小林茂著

「ぼくたちは生きているのだ」読了。4年前に恵送いただいた書籍でした。小林さんとは社会新報記者時代に、アフリカ写真展取材したことで出会いました。脳梗塞で療養中に私のことを思い出した、ということで連絡をいただき、それで書籍が送られてきたと記憶。…

「ぼくたちは生きているのだ」小林茂著

「ぼくたちは生きているのだ」読了。4年前に恵送いただいた書籍でした。小林さんとは社会新報記者時代に、アフリカ写真展取材したことで出会いました。脳梗塞で療養中に私のことを思い出した、ということで連絡をいただき、それで書籍が送られてきたと記憶。…

「超英文解釈マニュアル」かんべやすひろ著

「超英文解釈マニュアル」読了。村上憲郎氏の著作に刺激されて読みました。学校英語とは別の方法での英文解釈。実践的で効率的な方法を伝授してくれます。学校の英語教育だと、あまり使わない文法と、よく使う文法との教え方のバランスが悪い、という記述に…

「村上式シンプル 英語勉強法」村上憲郎著

「村上式シンプル 英語勉強法」読了。30歳過ぎて英語をマスターして実務で使っている人に興味があって読んだ。実践的な英語学習方法のひとつの完成形。学校英語の多くは、文法分析、日本語読解翻訳作業になっており、使える英語学習からは遠い。では、どうし…

「村上式シンプル 英語勉強法」村上憲郎著

「村上式シンプル 英語勉強法」読了。30歳過ぎて英語をマスターして実務で使っている人に興味があって読んだ。実践的な英語学習方法のひとつの完成形。学校英語の多くは、文法分析、日本語読解翻訳作業になっており、使える英語学習からは遠い。では、どうし…

「自分でつくるセーフティネット」佐々木俊尚著

「自分でつくるセーフティネット」読了。引越の前に購入したような気がする。整理しているうちに出てきたので目を通した。佐々木氏の著作はだいたい読んでいるほうだと思う。新聞記者なのに、複眼思考で、イデオロギーから自由であり、若いネット起業家との…

「自分でつくるセーフティネット」佐々木俊尚著

「自分でつくるセーフティネット」読了。引越の前に購入したような気がする。整理しているうちに出てきたので目を通した。佐々木氏の著作はだいたい読んでいるほうだと思う。新聞記者なのに、複眼思考で、イデオロギーから自由であり、若いネット起業家との…

新書「崩壊する介護現場」中村淳彦著

「崩壊する介護現場」読了。人材不足に悩む介護現場が、さまざまな理由で普通の会社に就職できない、逸脱者、脱落者の吹き溜まりになっている、という主旨で書かれたノンフィクション。読了して、これは東京の一部の介護事業者を対象としたノンフィクション…

新書「崩壊する介護現場」中村淳彦著

「崩壊する介護現場」読了。人材不足に悩む介護現場が、さまざまな理由で普通の会社に就職できない、逸脱者、脱落者の吹き溜まりになっている、という主旨で書かれたノンフィクション。読了して、これは東京の一部の介護事業者を対象としたノンフィクション…

火星年代記

「生きている」ということを伝えるだけのブログになっていますが、それだけだと、あれなので。最近、読んでいる書籍について。火星年代記。レイブラッドベリの名作。初めて読んでます。小学校から中学にかけて、東京創元社、ハヤカワ書房のSFを読みかじって…

フレデリック・フォーサイス

十代に、フォーサイスの「悪魔の選択」を一気読みした経験がある。それから三〇年ぶりくらいにいくつか読んでみた。「アフガンの男」、「コブラ」、「アベンジャーズ」。 いずれも上下巻なので、よく読んだものだ。もともと記者だった人である。事実関係がし…

読了 悪と仮面のルール

中村文則氏の評判をネットでみつけ、読んでみました。たしかに傑作。人間を殺す、とはどういうことを考察した小説として最後まで読み切ることができた。余韻も楽しむことができた。非常に真面目に小説に取り組んでいる作家だと認識。過去の作品も読んでみよ…

山本謙一さんが死去

山本謙一さんの小説「火天の城」を読了した翌日に、山本さんの訃報を知りました。かなりショック。山本さんとは松本清張賞の受賞パーティでご挨拶をしたことがあります。書籍をいただいたのですが、当時は時代劇に無関心。古書でみつけて、読み終えたあとの…

事件ノンフィクションの名作 ふたつ

HONZの書評を読んで、これは読まなくては、と思って購入、読了しました。体力つかって読みました。一行一行が濃密。幼い子供をもつ父親として、こういう書籍に引き込まれるようになったのかもしれないです。独身のときは、ひとつの事件に過ぎなかった。ルパ…

読了「ユニクロ帝国の光と影」

「ユニクロ帝国の光と影」読了しました。 文庫版では、ユニクロとの名誉毀損訴訟を踏まえた終章が追加されていてオトクな内容になっていますね。 傑作ノンフィクションです。 ユニクロと同じくらいの売上高となる大ベストセラーになることを期待。 ユニクロ…

少し忙しくなって読書が止まる

年始、ざざっと仕事をして、読書管理のための手帳を開くと空白が続いてしまった。佐伯泰英さんの仕事を初めて読んでいる。たしかに面白い。はまる人が多いわけだ。納得。http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=ishiimasayuki-22&o=9&p=8&l=as1&asins=433…

藪枯らし純次 船戸与一

船戸与一ファンとして読了。過去のルポルタージュの大作を読んできた者としては、物足りないけれど、読ませる。とくに、中国地方の過疎の様子の描写が良い。それは、仕事で三河の過疎地域を移動することがあるから。過疎地域を見ていくと、日本の原風景があ…

TSUNAMI 高嶋哲夫

「TSUNAMI」 高嶋哲夫 を読了。東海地震によって名古屋を中心とする太平洋沿岸都市が壊滅するというシミュレーション小説。東日本大震災の再現ドラマのような迫力。刊行年は2005年。予言的な書籍である。ノンフィクション的なフィクションと言ってよい。…

屍蘭 大沢在昌

屍蘭。読了。新宿鮫シリーズを読むのは20年ぶりかも。シリーズが始まったとき、名古屋のバーで新宿鮫のおもしろさを語っていたフリーカメラマンの友人のことを思い出した。大沢在昌先生の文章はあくまでも読みやすい。船戸与一の濃さとは違う軽さがある。…

ソウルケイジ

誉田氏の『ソウルケイジ』を読了。前作『ストロベリーナイト』のほうが、リアリティがあった。ソウルケイジのテーマは父性。ひとりの父親としてみると、やむなく殺人を犯した人間の心理の書き込みが欲しかった、とは思う。そういうことを差し引いても秀作で…

資本主義をテーマにしたエンタメ小説 人類資金

福井晴敏氏の最新作を読み進めている。映画との併走小説。映画監督の阪本順治氏は、むかーし、名古屋でライターをしていたとき取材をさせてもらったことがある。たしか、ビリケンの試写会だったと記憶している。 http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=i…

ストロベリーナイト

竹内結子の演技に感銘を受けて、そのイメージを思い出しながら、文庫本を読了。姫川玲子シリーズは、読む価値のあるエンターテインメントであると思います。誉田哲也の仕事はこれからも注目していこう。http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=ishiimasay…

ルポ 虐待

今日の朝日新聞大阪本版に掲載されました。 pic.twitter.com/8uaeb1WHFw— 杉山春 (@sigraprimavera) November 9, 2013 気になる書籍のひとつ。難民支援と、貧困シングルマザー支援に共通点がある、という指摘が重い。 ルポ 虐待 ――大阪二児置き去り死事件 (…

会社員は40歳過ぎてからなればいいんじゃないか。

書評:『100歳、ずっと必要とされる人』 --- 城 繁幸http://agora-web.jp/archives/1543243.html私も40歳過ぎて会社員になった、というキャリアの一人です。ひょっとしたら、会社員というのは体力と気力が衰え始めた人間がなると、いいんじゃないか。そう…

蒲郡で読書会に参加してきました

「喫茶スロース読書会 私たち『ユニクロ154番店」で働いていました。大宮冬洋著 」という読書会に参加してきました。 http://ameblo.jp/slothcoffee/entry-11506213162.html映像で見る自分は、実にうさんくさい。 [ustream id=31663133 hwaccel=1 version=3 …