28日、講演のために愛知県常滑市へ。来年開港予定の中部新国際空港の建設現場を高台から眺めて、10年ほど前、日本社会党機関誌「社会新報」にて、空港の是非について取材したことを思いだす。関係者と常滑について単行本企画の可能性を検討して帰京。人口5万人の街を盛り上げるアイデアだしは楽しい。
「アメリカ・ジャーナリズム」丸善(下山進)を読了。これは収穫。
アメリカの調査報道が変質していった経緯が明瞭にわかる。アメリカでは経営者が、日本では記者クラブが、調査報道をつぶしていくようだ。
年金破綻の構造が明瞭にわかる。この破綻の構造が、出版不況の構造と似ているので、寒気がする。菅直人は四国遍路している場合じゃないぞ。