近況
小さな決意について少々。
拙稿をマンガにしたいというオファーがあり、その打合せのため都内ホテルのレストラン。
編集長、編集者、マンガ家と私の4名で企画会議。差別表現問題でクレームがつかないためにどうしたらいいのかを助言。
私の書いたものをマンガ化するとき、かならずこの問題が出てくるような気がする。
仕方がない。でも、『ブラックジャック』(手塚治虫)はどうなんだろうか。きわどい表現多いっすよね。『ブラックジャックによろしく』(講談社 週刊モーニング連載中)もきわどい綱渡りをしている。精神病ネタでどまんなか直球勝負する姿勢は拍手ものである
。
他紙の企画はさておき。この企画を話し合っているうちに、このネタ、ノベライズ(小説化)しようと決意。前々から検討していたこと。いい機会なのでやってみよう。
昔から、「四谷怪談」を越える、フィクションを書くということも、私の顔面バカ人生における、挑戦すべきテーマだった。目指せ! 打倒、京極夏彦!
フリーランスの小川裕夫さんが、拙著『文筆生活の現場』を読んで泣いていたという。
http://www.mypress.jp/v2_writers/writerism/
泣け! もっと泣くんだ!
泣いて 泣いて 独り泣いて 泣いて 泣き続けて 眠るまで 泣いて ♪
(河島英五の「酒と涙と男と女」のフレーズの一節をうろ覚えで再現)。
やぁがぁてぇ〓男はフリーランスになるのだぁ♪
まぁ冗談はさておき、フリーランスにとってもっとも重要な資質は、「孤独に強い」ということを強調したい。私は孤独に強い方みたいです。波はありますけど。
でも現代は孤独な人ばっかりですから、だからどうした、とも思います。
でも、自分がいくらしゃべっても理解してもらえなかったことが本になると理解者が増えるというのは書籍の役割としては重要。本を書く過程でさんざん独り言を書き留めて、放出する。それまでは孤独。
本日、日本ジャーナリスト専門学校で講義。孤独な生徒に私は癒しを与えることができるのか? 本日の教材は「文筆生活の現場」。
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