石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

ミクロな言説を積み上げていく










ユニークフェイス・ジャーナルを更新した。http://www.actiblog.com/ufjournal/



読者としてユニークフェイス当事者を想定して書いてきたが、どこまで読まれているのかわからない。1日100アクセスくらいなので、ユニークフェイス日誌とほぼ同じ人間が読んでいるのかも知れない。



ざっと書いて分かってきたことことがある。これは、ユニークフェイスという運動体へのFAQをただひたすら増殖させている作業に近いということだ。



ユニークフェイス問題についてはその骨格について書ききっているので、いまさら新発見はない。いや、正確ではないなぁ。新発見というのは、どこまでも待つ、という当事者の存在だろうか。



「こういうサービスが欲しいんです! いますぐに!」



「私の知る限り、そういうサービスは日本には存在しません」



「じゃあ、実現するまで待ちます」



「・・・・」



それなりに日本のユニークフェイス当事者は、現状に満足をしているのかもしれない。そんなことを考えてしまった。



それにしてもミクロな言説である。ゴッフマンの読み過ぎなのだろう。






視野を広げようと佐野眞一さんの「小泉政権」を読む。





小泉政権―非情の歳月 (文春文庫)





小泉政権―非情の歳月 (文春文庫)











メディアに出ないということが権力に結びつく、ということを教えてくれる好著。飯島秘書官、いい男じゃないか。こういう人間が政治をしていることを佐野さんは嬉しかったはずだ。生き生きと描ける対象としての存在感がある。官僚を主人公にしたノンフィクションについても見てみよう。



サムュエル・ジャクソンが延々と説教していると聞いて、説教クセのある人間として観た。





コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション





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低所得者で健康な肉体を持った高校生には有効な手法なのだろう。参考にはならないなぁ。