さまざまな反響↓
http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20070707/1183757012
http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20070705
http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20070706/p1
http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20070706/p2
原告が公開した訴状↓
http://ourbooks.web.fc2.com/act/act010.html
新風舎の見解↓
http://www.shinpusha.co.jp/news/news2007/0707/20070704.html
●MyNewsJapanの過去の記事から
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=579
●出版素人ビジネスで儲ける「新風舎」の被害者にならないための対処方法
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005137
■出版業界全体へ不信感が拡がっていく
ここ十年ほど出版界は深刻な不況にあえいでいる。その中にあって新風舎の急成長は奇跡的でありその成功を好意的に語る人もいる。
一般に出版界はめったなことでは同業者を批判しない。
大手出版社でも自費出版部門を持っているし、企業とのタイアップで制作される書籍は多い。書籍まるごとが企業広告になっていることさえある。著者が経費を負担する出版ビジネスを否定することは、自分のビジネスの足元を揺るがすことになってしまうのである。
このような沈黙のなかで、出版の素人たちが、新風舎に食い物にされているのではないだろうか。
「不当に高額なお金を払わされている」、「自分の本は本当に契約どおり印刷されたのか」、「契約通り書店に配本されているのか」、そして「なぜ見積額の明細を出さないのだろうか」という疑いをもっているのである。
業界1位の出版点数を誇る新風舎商法に沈黙し、放置すれば、出版業界全体へ不信感が拡がっていくかもしれないのだ。
この新風舎商法の問題点を、出版の素人にきちんと説明責任を果たすことがジャーナリズムの使命である。
関連ブログ
http://d.hatena.ne.jp/lelele/20070705/1183581838
関連ニュース
http://www.asahi.com/culture/update/0704/TKY200707040328.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007070401000784.html
「書店に本が並ばない」 自費出版で虚偽説明と提訴
2007年7月4日 21時09分
出版社「新風舎」(東京)と自伝や絵本の自費出版契約を結んだ男性4人が4日、「全国の書店に本が並ぶ」などと虚偽の説明を受け高額な費用を支払わされたとして、1人当たり約122万-247万円の損害賠償などを同社に求め東京地裁に提訴した。
新風舎は「訴状が届いておらずコメントできない。著者には常に敬意を払ってきた」としている。
原告は東京都内や滋賀県長浜市、徳島市など在住の4人。訴状によると、うち3人は「書籍は全国各地での販売態勢が整っている」と説明されて契約。2003年10月から06年8月にかけ、絵本などを500-800冊出版したが、実際には10数店舗程度にしか置かれていなかった。原告の1人は結局、出版を見合わせた。
原告は、製本や宣伝の費用として約99万-195万円を支払っており「会社は一方的に本の紹介文を書店に送るだけだった。だまされた」と訴えている。
(共同)