石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

平穏無事な日々

生活に集中している。


6時に起床して弁当をつくり、朝食を食べる。8時半に家を出て仕事。7時半か8時に帰宅して、家で夕食(もちろん自炊)。7時間睡眠を確保。


先日、知り合いと夜に3時間、打ち合わせをしたら翌日、きつかった。加齢である。苦笑。


時間を見て震災と原発報道をみる。twitterとblogでほとんどの情報が収集できる。収集した情報は、リンクを保存している。マスコミ報道と、信頼できるジャーナリストの分析。短時間で収集できる。iPhoneをつかって短時間で現状を知ることができる。すっかり身体化した。


仕事で豊橋駅とその周辺を歩き回っている。それで分かったことのひとつは、いくつかのレストランがとてもすばらしいということ。まだ食べていないのだが、シェフとすこし話しただけで、すごい店であることは分かった。家族で食べにいこうと思う。気になっている素敵なレストランは2軒。ふたつともイタリアンだった。


豊橋の人口は38万人である。豊橋駅と周辺を毎日のように歩き回っている。商店街は、過疎ではないが、衰退している。人々は自動車で動いている。自宅、仕事場、そして自分だけのプライベートスポット、を自動車で巡回している毎日を送っているのだろう。これでは多様な人と出会えない。自戒を込めて、そう思う。


昼間に街をあるいていると、老女がひとりだけで、放浪している姿をみかける。歩いている場所は限定されている。商店街の死角のような場所だ。挨拶をすると、しっかり挨拶を返してくれる。彼女たちは呆けてはいない。今度、声をかけてみよう。


佐賀にいる妻から、子どもの近況が伝えられている。写真を受け取っては、facebookにアップ。面識のある友人等と、育児の喜びを共有する。これはfacebook的であると思う。


日本全国の原発廃炉するコストについてすこし考えた。原子炉には耐久年数があるのでいつか廃炉をしなければならない。廃炉のコストを負担する経済力が日本にあるのだろうか。この少子化と高齢化が進行して、移民をいれない国家で。現状をベースに考えると廃炉コストは出てこないと思う。経済の素人だけど。新興国では原発の建設が進行中。福島のような原発事故が海外(とくに新興国)で発生するリスクもある。私ができることといえば、原発から半径50キロ圏内には住まない、という選択をすることくらいか。