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a day of ishii masayuki

石牟礼道子全集

図書館の役割の一つは全集がそろっている、ということ。石牟礼道子全集を読みながらそう思う。当然と言えば、当然なんだけど、苦海浄土を発表する以前の、石牟礼さんの文章が全集に収められている。名文である。全集第一巻は戦災孤児のエッセイからはじまる。当時から、普通の人々は自分の生活に必死で、貧困者のなかの貧困者である戦災孤児(飢餓状態にある。骨と皮で意識朦朧の状態)を放置してきた、ということを書いている。

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石牟礼道子全集・不知火 (第1巻)

石牟礼道子全集・不知火 (第1巻)