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a day of ishii masayuki

ユニークフェイス関連文献 推薦書 「排除と差別の社会学」(新版)有斐閣

ご恵送いただきました。ありがとうございます。読みながらつらつら考えました。過去を振り返るとユニークフェイス問題にかかわる研究者からの取材協力依頼よりも、メディアからのアプローチのほうが多かったです。
前者が1とすると、後者が100くらいの割合。理由は簡単で、国内の研究者がゼロだったから。いまは2-3人になりましたけれど。メディア関係の労働者は数十万人いますから、その数的な格差は歴然でした。
 恵送の手配をしてくれた矢吹康夫さんとは、ユニークフェイス創生期からの知り合い。出会った当時は、フリーターから大学生になったばかりで、全身に、貧乏と自由と若さを体現している若者のひとりでした。それがいまは立教大学助教ですから、人生はわかりません。(私も,いまは結婚して二児の父親です。1999年当時は想像さえしていない)。
 久しぶりにこういう書籍をよんでいると、差別や排除を正面から考え抜く、という知的な営みは継承されないといけない、と思います。
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20161018 追記

 

再読。ほかの章も読んでいる。ユニークフェイス当事者の手記がほとんど刊行されていないのが現実ということを再認識。SNSで書き込むことはできるけど、歴史に残るためには書籍刊行が必要。ユニークフェイス以外のマイノリティは、さまざまな形で手記を書いている。

 

 

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20161022 追記

全章,すべて読みました。改めて、ユニークフェイス問題の記述・言説に関しての歴史の浅さがよくわかりました。1999年から記述が開始された。それまでは、ささやきのレベルだったのが、ユニークフェイス誕生で、マイノリティとしての普通の声の大きさになった、と。他のマイノリティには、コミュニティがあったので、おおくの当事者が語りの蓄積をしている。しかし、ユニークフェイスにはコミュニティがなかったので、語りの蓄積の歴史がつくりにくい。ほかのマイノリティとの比較考察がもっと必要であり、語りについての多文化比較、国際比較も必要だと再認識。

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旧版では、わたしも寄稿しています。

いただいたご本『排除と差別の社会学』 | ポット出版

 

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排除と差別の社会学 新版 (有斐閣選書)

排除と差別の社会学 新版 (有斐閣選書)