石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

2005-01-01から1年間の記事一覧

年末のあいさつ

今年も今日を含めてあと2日。フリーランスになってから年賀の挨拶はしないまま済ませております。今年も年賀状を一枚も書いていません。年賀状を書いて頂いた方には、またお目にかかれることを楽しみにしております、とここに記して挨拶に代えさせて頂きま…

課題図書

日本ジャーナリスト専門学校文芸創作科(現代文化論)の年末最後の授業のテキストとして『そんなに読んでどうするの?』(豊崎由美) http://www.bk1.co.jp/product/2610177/p-ishii14722 生徒はきょとんとしていた。いい本をたくさん読むように、といくら言…

iPodを購入しない

銀座のアップル専門店で、iPodをみて、触った。一瞬、購入しようかと思ったが止めた。音楽を購入して、聴く習慣がないからだ。ラジオで十分満足できる。それに、 数百曲も持ち歩いていたら、じっくりモノを考える時間がなくなるのではないか。 フランスの暴…

朝の会話

コンビニで買い物して、デニーズで朝食を摂ろうと道にでると、大家さんと目と目が合った。「あら、石井さん。おはようございます」 「おはようございます。お元気ですか?」すると持病について約3分連続でトーク。私はうんうんと頷くばかり。息を継ぐ瞬間を…

ボツ

名古屋在住時代の大先輩ジャーナリストから原稿を託され、出版する版元を探しておったのですが、東京では見つからず。 しかしその先輩が地元で見つけため、私の仕事は終わり。他人の代わりに、出せません、と言われることは新鮮な体験。 昨夜、10年ぶりに…

長い原稿を書いていると

長い原稿を書いていると、次に書きたいことがわき上がってくる。これを幸福という。

開高健を知らず

日本ジャーナリスト専門学校文芸創作科で講義。今日のテーマは開高健。「知っている人、手を挙げて!」 ゼロだった。そんなバカな! と思い、「開高健の名前をちらりと、聞いたことがある、というくらいでもいい。知っている人は?」 と質問の方法を変えると…

写真というイメージ

よそいきの写真を撮影してもらったものの、「見慣れない顔だ」という印象がぬぐい去れない。これはカメラマンの腕の問題ではない。 写真という幻想製造装置のもつ本質的な機能のひとつなのだ。というか、普段、こんな顔していないぞ、俺。

餃子

昨夜は餃子ライス600円で満腹。そのあと帰宅したら12時半。 今日は、事務所で会議と、新聞社の取材対応。その間に原稿をカタカタと書く。 杉並から後楽園事務所に通って4カ月。午後9時に後楽園を出て帰宅しないと、 杉並のアパートに生活臭がなくなる…

かたかたと

カタカタとキーボードを叩きつつ、ネットサーフィンをしていると、敬愛する船戸与一氏が新刊を出したという情報をキャッチ。

ポートレート写真

数日前、急にポートレート写真が必要になったため、あわてて名刺ホルダーをくくってカメラマンの友人に電話をかけようとするが、 そもそもカメラマンの友人、知人が少ないことに気が付いた。名刺にして10枚もない。その大半がジャーナリズム関係。 私は普…

キーボードをたたきまくるためのアイドリングは終わったのか

というわけでユニークフェイス事務局長が後楽園から消えたたあと、2時間ほどキーボードをたたいて、なんとか形になった。で、 息抜きに知り合いのブログを見ると、 神林広恵 が 「噂の女」という本を出していたと初めて知る。「噂の真相」美人編集者として…

小谷野敦の批評など

気晴らしに水道橋の旭屋書店で、人文書籍を眺めていると、小谷野敦の書籍が目に付いた。ぱらぱらと眺めていると、 遺伝について思い切ったことが書いてある。不勉強を恥じて熟読。なるほどそうか、そうきたか、というロジックである。上野千鶴子が、 もてな…

長い原稿を書いているとき

長い原稿を書いているときの心理を、登山、遠泳、長時間の潜水、寝技で抑え込まれている状態からの脱出、 というよな体育会系のレトリックで表現しようとしている私は、スポーツ系の人間なのかもしれぬ、と考えたりしている。 日本ジャーナリスト専門学校で…

ふたつもブログをしていると

ふたつもブログをしていると、どう書き分けるか、というコピーライター的なことを考える。方言で書く、女言葉で書く、 有名な人の文体を借りる・・・方法はいろいろある。 北里大学医学部の講義いってきました。相模原は遠い! 杉並から片道2時間! その間…

ある編集者の死

東京にきてすぐに仕事をくれた編集者、宝島社の井上学さんが亡くなりました。享年51歳。たくさんのフリーランスライターを育てた名編集者でした。 合掌。 (グーグルで検索しても、井上さんの死を追悼する文章がトップになっていなかったので、名前を明記…

前原はいつ笑うのだ?

外見イメージ戦争と化した先の総選挙。その闘いに敗北した民主党。再生のために立ち上がった前原だが、この男、いつ笑うのだ? 口元を歪めて、まばたきもせずに何を語ろうというのか。笑うことも闘いなのだ。小泉の余裕綽々の笑いに勝てよ。 なんてことをニ…

テレビ現場

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050919/mng_____tokuho__000.shtml 東京新聞の記事です。この記事を読んで、1年前にWWBジャパンで、起業講座をうけたときのことを思い出しました。 「テレビ制作会社に勤務していましたが、自分の時間がまったくなく…

森永卓郎の憂い

森永卓郎がこんなことを書いていることを友人のジャーナリストのサイトでしりました。 http://www.magazine9.jp/morinaga/index.html コイズミをカルト教団の教祖とたとえていいのか、という疑問は残りますが、おおむね賛同できる意見。オウム真理教報道で出…

気に入らない言葉

高木美保 東京新聞05年9月18日(日曜) 「環境問題はライフワーク」 「男は顔、女は愛を配る生きもの」と言ってはばからない自称イケメンマニアでもある。「国際的イケメンマニアになりたい」 と真顔で語る。本気か冗談か測りかねていると、「イケメン…

民主党は前原

前原が民主党党首になったというニュースを読んで、小沢一郎の時代が終わったのだなぁ、と思う。結局、この人は何がやりたかったのか、 よくわからなかった。小沢について書かれた本を読んでみるかな。しかし、あまり興味がわかない。前原についてはよく知ら…

私のことを批評する文章を批評する

こととか、乳がんで乳房を喪失した女性が、その胸を見つめることができない、という心理について少し読んでみたり。 顔についても同様のことが言えますが、この感覚、世界中で通用する感情なのだろうか。女性の味方をする女性の識者のコメントを読みつつ、 …

人生相談のような

事務所で原稿をかたかたキーボードで書いていると同業者(男)から電話。お茶くらいならいいよ、と快諾して、 事務所にて雑談をすることに。みんな悩んでいるのだなぁ、と話に耳を傾ける。 今日は親指シフトで腱鞘炎になりかけ、というくらい原稿がかけてう…

勝ちすぎの自民党

ここまで勝つとは予想できず。20代の若者の浮動票が自民に流れたようだ。こんなに簡単に小泉のワンフレーズに踊らされるとは・・・。

秋である

涼しくなってきた。後楽園にも鈴虫がいるようだ。これから1年先の行動プランをつくってしまおう。 昨年の今頃に立てた計画のかなりは動いている。錆び付いている部分は油を差しておこう。 選挙は自民党圧勝という報道がなされている。きっとそうなんだろう…

見沢知廉が自殺

作家の見沢知廉が自殺した。去年だったかな、作家の鷺沢萠、野沢尚が相次いで自殺したので、自殺が続いているような気がする。 なんともやりきれない。

自民党が優勢のようですが

なんだか自民党が勝つ気配である。今日の午前中、テレビで各党党首がそろって政策について討論をしていたが、 小泉の存在感の大きさに面食らってしまった。いい面構えをしているなぁ、と見入ってしまった。話の内容に新味はないが、 猪突猛進をしている人間…

ニューオーリンズ

ハリケーンの影響でニューオーリンズがひどい状態になっているというニュースが気になる。 見捨てられた貧困層をどのようにニュースは描くか、そして事件収束後に、真実は明らかになるのか。 見捨てられた人間について思考をめぐらすことを、もう少しやって…

目的が違うブログ

この石猿日記よりも、ユニークフェイス日誌のほうが書きやすい。組織の活性化と、活動報告という目的がはっきりしているからだろう。 それにくらべて、石猿日記は、何を書いてもいい。だから、書くにくい。少し規制があったほうが、書きやすいのである。 ビ…

台風前夜

台風っぽくない雨である。ドカーンと振ってくれればすっと杉並に戻ってビールを飲みつつ、「ゾンビ」 シリーズをレンタルビデオで見るのだが、そうはいかないようだ。 来週、札幌日帰り取材の可能性が濃厚。日程はいつ決まるかわからない。 ジャーナリストの…