石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

外見差別

「履歴書の写真欄」問題について報道が続いてます

「履歴書に写真欄はいらない」アルビノ当事者が顔差別撲滅に動く理由 履歴書には応募者の顔写真が必要だ——。そんな常識に異を唱え、履歴書から顔写真をなくすことを求める署名活動に1万を超える賛同 withnews.jp 履歴書の性別欄、写真、年齢欄って本当に必要…

履歴書から顔写真をなくすべし、というキャンペーンが始まりました

若いユニークフェイス当事者たちが頑張っているので、高齢者のひとりとして協力してます。 note.com www.change.org 個人的には、この顔をぐいっと押し出して、就職・転職してきました。 若いユニークフェイス当事者には、あまり参考にならない生き方をして…

「履歴書から写真欄もなくそう」キャンペーンに協力してます

アルビノ当事者で研究者の矢吹康夫氏が、「履歴書から写真欄もなくそう」キャンペーンを開始しました。さっそく協力することにしました。 キャンペーンに賛同! 履歴書から写真欄もなくそう www.change.org ユニークフェイス当事者にとって、就職活動、とり…

【告知】ユニークフェイス オンライン雑談 (2020-9-23)

全国で新型コロナの感染拡大が進行中のため、 オンラインで実施します。 リアルの交流会と違って、 交通費不要、移動時間不要、初対面の参加者同士の気遣い不要。 オンラインのメリットは少なくありません。 隙間時間を活用して、気軽に参加してください。日…

白斑 Vitiligoの当事者が、AVA MAXさんのミュージックビデオに出演してました

白斑 Vitiligo の当事者が、AVA MAXさんのミュージックビデオ So Am I に出演してました。 歌詞を読むと、「ユニークフェイス当事者への賛歌」、と解釈できる内容でした。 新型コロナウィルスの情報を読んでいるうちに、偶然した見つけたミュージシャン。 こ…

私はこの顔をみて哲学する

Amsterdam Woman Scarred By Doctors When They Used Laser To Reduce Her Birthmark Amsterdam Woman Scarred By Doctors When They Used Laser To Reduce Her BirthmarkA woman is hoping to inspire people to embrace their differenwww.unilad.co.uk

理解や共感では、ユニークフェイス《facial difference》差別はなくならない、ということは感じていたけど

なるほど。示唆にとむ指摘。理解や共感では、ユニークフェイス《facial difference》差別はなくならない、ということは感じていたけど、その言語化は難しかった。なるほど。 市場、家族だけがあって「社会」がない、という日本の特有な問題は、当事者と話し…

自分についての記事がでても、コメント欄を読んだことがない。匿名のコメントについては、基本的に読まない。

アルビノ女子日記のなかで、アルビノだけどブス、と匿名の人間に書き込まれてショックを受けた、と書いてあった。 withnews.jp 私は自分に関する記事がでても、コメント欄を読んだことがない。匿名のコメントについては、基本的に読まない。なぜか。読者には…

男性のユニークフェイス《facial difference》当事者の活動量が少ない

20年間以上、ユニークフェイス《facial difference》当事者の動向を観察している。やはり、日本の男性当事者の行動力と発言力は、女性と比較して少ない。 社会運動の表舞台に出てくる数が少ない。Twitterなどで匿名で何か書いている人も少ない。女性が牽引…

英国のAdam Pearsonさんというユニークフェイス《facial difference》当事者が、障害者問題のキャンペーンのひとつとして、ネットでの当事者へのハラスメントについて言及

英国のAdam Pearsonさんというユニークフェイス《facial difference》当事者が、障害者問題のキャンペーンのひとつとして、ネットでの当事者へのハラスメントについて言及している。 こういう動きは、日本のユニークフェイス《facial difference》当事者にも…

ユニークフェイス《facial difference》当事者と自覚することで、苦しみだすことは、 幼少期に虐待をうけた当事者が、虐待されていたと気づいて苦しみだすことと似ているのではないか。

まだうまく言葉にできないでいるのだけど、ユニークフェイス《facial difference》という言葉と出会う。石井政之という顔にアザのある当事者と出会った。そういう体験をした、当事者のなかには、苦しみだす人間がいる。これは、過去に封印されていた、たいし…

少額だけど寄付しました---日本社会で寄付のマーケットはどれだけ伸びるんだろう。

少額だけど寄付しました。#ユニークフェイス 写真展に顔を出すつもりなので、入場料として支払う感覚で寄付。寄付して気づいたのは、この寄付システムを構築しているキャンプファイヤーさんがいちばん儲かること。日本社会で寄付のマーケットはどれだけ伸び…

藤井輝明さん。62歳。ユニークフェイス当事者で最高齢のカミングアウト・スピーカーのひとり。

藤井輝明さん。62歳。ユニークフェイス当事者で最高齢のカミングアウト・スピーカーのひとり。 www.saitama-np.co.jp 化け物と呼ばれ、いじめと差別に対峙 顔に腫瘍の医学博士、志木の小学校で講演「無関心はいじめです」 藤井さんは講演の中で、「辛抱強…

戦争とユニークフェイス当事者

日本が戦争ができる国になったとする。憲法を変えることを悲願にしている、自民党がその目的を達成したとき、日本は戦争ができるようになっているはずだ。そのとき、日本は空前の人手不足である。あらゆる方法で、兵士を確保しようとする。戦時下において、…

NHK “地毛の届け出” 愛知の県立高校の4分の1で

愛知県人ですけど、知りませんでした。外見を統制、規制する日本社会についてもっと勉強する必要あり。 ---- “地毛の届け出” 愛知の県立高校の4分の1で 2019年12月28日 15時35分 愛知の県立高校の4分の1にあたる学校でくせ毛や髪の色などの特徴を学…

みんなと違う私たち Different Like Me

memo これは図書館にリクエストしないといけないですね。 障害や見た目問題に関する知識にふれ、当事者の気持ちを知り、様々な問題に向き合うヒントをもらえるBBCドキュメンタリー 事故や障害、疾患が原因で見た目やしぐさがいわゆる"ふつう"と異なる人々は…

発達障害の当事者が、ユニークフェイスについて理解することで、新しい気づき

タイプのちがう困難を抱えた当事者が、ユニークフェイス問題に触れて、新しい気づきを得ていく、という文章。とてもうれしい。 当事者の私にもあった、発達障害への偏見。仲間と出会うことで広がる風景 LITALICO研究所OPEN LAB#4 スカラーシップ生レポート|…

当事者と批判精神、ジャーナリズムについて

日本では、社会の中に「差別があるよ、差別をする人がいるよ」と発言することは、「社会と当事者のあいだの溝ができる」と解釈する人がいる。社会批判はジャーナリズムの仕事でもある。ジャーナリズムがまともに機能していない日本では、批判する姿勢はつね…

ずっと前から、強姦被害者の実名顔出しカミングアウトと、ユニークフェイス当事者の実名顔出しカミングアウトは、ものすごく数が少ない、という点で似ている,と思っている。

3月の予定案

再び 交流会 uniqueface book club 「障害社会学を読む 2」ユニークフェイス問題に取り組む <在野研究者>の研鑽の場をつくるために近年、日本の大学では、人文系学問の予算削減などで、 人文系の研究者の研究環境がよくありません。 このままでは、研究テー…

ユニークフェイス当事者には「日記」を書く習慣を身につけることを推奨。 堂々巡りの悩みを客観視できるので、ストレスが軽くなると思います。 日記をつけると、楽しいことや、つらいことは少ない。ほとんどの出来事は、普通の日常なのだ、という気づきがあ…

ユニークフェイス石井が、10月に参加したイベントの動画報告がアップされました。

身体論に関心がある人には,必見の内容になっていると思います。 吃音という発語コミュニケーションの壁。 ユニークフェイスというビジュアル・コミュニケーションの壁。 発語と、ビジュアルが、普通ではないとは、どういうことだろう。 これからも考えてい…

『他人の顔』を熟読した学生時代から、1999年までの心境

『他人の顔』を熟読して、才能ある作家でも、こんなもんか、という気持ちになったのは良かった。当事者の視点の書籍はないし、そういう書き手がでてくる気配は、当時の日本文学界隈に感じなかった。 『他人の顔』を読んでから、原爆乙女について調べて、彼女…

『他人の顔』と朝日新聞

歴史を振り返る、ということを朝日新聞の記者がチャレンジ。当事者、研究者は、外見差別の歴史について学んで欲しい。

『他人の顔』について付記

20歳頃に、何度も繰り返して熟読して、赤ペンを書き込んだ小説『他人の顔』。 この小説と、ユニークフェイス当事者活動についての朝日新聞。 あわせて写真にしてみた。

日本のユニークフェイス当事者のカミングアウトが少ないことと、日本のひきこもりが多いこととは関係している、という気がしている。

ユニークフェイス2.0の時代とは、超人的な当事者がいない、ひとりひとりが個性的な活動をぼちぼちやる、という時代だと思う。ネット環境では、それが当事者の環境適応形態になるはず。

朝日新聞の取材に協力しました。(時代の栞)「他人の顔」「 顔の傷に絶望、仮面で他人になった男 この苦悩わかるか」

(時代の栞)「他人の顔」 1964年刊・安部公房 顔の症状めぐる苦悩 有料記事2019年12月11日16時30分 夕刊 (時代の栞)「他人の顔」 1964年刊・安部公房 顔の症状めぐる苦悩:朝日新聞デジタル ■外見への差別、連帯し立ち向かう 人にとって顔とは何…

「見た目問題」の表記について追記

ある当事者の顔写真が出て、「見た目問題」という活字が大きくでてくると、「この人の見た目に問題があるよな」、と反応する人はどうしてもでてくる。

ユニークフェイス2.0 とは体験記の情報が増えること

ユニークフェイス2.0 とは、当事者発信の情報が増えている情報環境のことである。 これまで専門家発信の治療情報、メイクアップ情報が中心だった情報環境が、 当事者自身が発信する情報が増えている、ことを指している。 当事者自身が発信する情報とはなにか…