書籍
いま読書中の書籍 地図と拳 (集英社文芸単行本) 作者:小川哲 集英社 Amazon 失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫) 作者:プルースト 岩波書店 Amazon 新訂 福翁自伝 (岩波文庫) 作者:福沢 諭吉 岩波書店 Amazon バテレンの世紀 作者:京二, …
講談社文庫『顔面バカ一代』が、 6月28日に論創社から紙の書籍として復刻、発売の予定です。 顔面バカ一代: アザのあるジャーナリスト 作者:石井政之 論創社 Amazon 4月末に、校正ゲラを戻しましたので、 私がやるべき作業は終わりました。 ホッとしてい…
アマゾンプライムで、アニメ「地獄楽」を視聴した。 www.youtube.com 主人公が、顔に火傷痕がある妻のもとに帰還するため戦う、というストーリーだった。 ユニークフェイスをキャラにした漫画はあふれるほどあるが、ユニークフェイスな妻を愛し、その妻の元…
読了。 高齢者の孤独。トランスジェンダーの孤独。 このふたつの孤独を小説に仕上げた作品。 私も高齢者だけど、そんなに不安は無い。 それは、やるべきことはやった、という手応えがあるからかも。 医療取材で、人間は突然死ぬ、と学んだせいかもしれない。…
55歳で急逝した西村賢太さんに興味を持って読んだ。 薄い文庫なら、すぐに読めるだろう、と。 買ってから読み終えるまで半年かかってしまったけれど。 貧しくて性格が悪い男が主人公。主人公と、作者がだぶっているので、私小説というジャンルにはいる。 物…
2023/04/04 読了。 建設業で4年ほど働いていたので、リアリティがあった。 建設業は、前歴を問わない懐の深い業界とはいえ、元受刑者を受け入れて雇用するのは、並大抵ではできない。ノンフィクションの名作だと思う。 受刑者向けの求人情報誌「Chance!」を…
新年に、この本を再読。「三行で撃つ」。 三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 作者:近藤 康太郎 CCCメディアハウス Amazon 読書を怠けていた、と反省しました。 これから毎日、読書します。 日本文学、海外文学を毎日15分ずつ。 合計30分は必須。これ…
『母という呪縛 娘という牢獄』を読んだ感想をSNSで書き散らしたメモを、このブログにまとめておきます。 犯罪ノンフィクションの傑作だと思います。とくに別居、離婚した親に読んで欲しい。 ーーー 『母という呪縛 娘という牢獄』を書店で購入。読み始めた…
がん医療を批判して注目された、医師の近藤誠さんが8月13日亡くなられた。73歳。 私は、大阪の医療出版社さいろ社で、編集記者をしていたときに、彼と面識を持った。さかのぼると、そのまえに、名古屋で医療裁判専門の弁護士事務所に事務員として働いており…
『大衆の狂気』ダグラス・マレー著。分厚い書籍だ。500頁もある。なぜ購入したのか。 キャンセルカルチャーの動きを見ていて、フェミニズム運動がなぜ暴走しているのか。それを理解するヒントになる、と思ったからだ。 5月だったか。京都市内の大型書店で、…
昔は、男に恨みがある女性は、深夜に寺の境内で「丑の刻参り」で呪った。いまはわら人形のかわりに、Twitterで男を呪う。「丑の刻参り」から「キャンセルカルチャー」になっただけ。呪う本質は変わらない。 ツイフェミがやっていることは、Twitterをつかった…
障害学会の発行する『障害学研究 17号』で、エッセイの選評をしました。2年くらい前から選考委員をさせてもらっています。障害をテーマにしたエッセイは、当事者だから書ける、と思われがちですが、当事者であっても、スキルがないと読み応えのあるものは書…
「応仁の乱」(呉座勇一著)を書店で購入して、読み始めました。 京都に在住なので、京都の歴史を学ぶために手に取った一冊。 オープンレター問題の渦中の人物が書かれた書籍なので、好奇心半分、応援の気持ち半分です。 ishiimasa.hateblo.jp ishiimasa.hateb…
フェミニズム運動について勉強するためのmemo。 3月6日に「わたしは黙らない」について、オンラインイベントがあり、それに気まぐれで参加。興味深い書籍だと思ったので。 的確な表現。「処罰感情が社会問題の改善になるどころか、逆効果になるにも関わらず…
名文だ。現在進行形の殺戮を目撃しながら、歴史を考える。いま殺戮に加担していない立場の人間にできることだと思う。 『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、ウクライナ侵攻を受けてガーディアン紙に緊急寄稿 web.kawade.co.jp サピエンス全史 上…
メモ「当事者は嘘をつく」 「当事者は嘘をつく」のオンライン読書会を準備するために、関係情報のリンクをまとめました。 www.moderntimes.tv www.moderntimes.tv www.moderntimes.tv honz.jp font-da.hatenablog.jp 当事者は嘘をつく (単行本) 作者:小松原 …
ドキュメンタリー映画『水俣曼荼羅』をアップリンク京都で鑑賞してきました。6時間の長尺のドキュメンタリー映画ですが、あっという間でした。素晴らしい映画でした。上映後に原一男監督のトーク。『水俣曼荼羅』の書籍にもサインをして頂きました。 個人的…
いまTwitterで話題になっている「オープンレター」問題。すべてを追いかけることは不可能なので、言論と法律についてこれを読んでおけば大丈夫、という情報がほしかった。それを見つけたので、memoしておきます。 2年前に、共同親権や実子誘拐(拉致・連れ去…
加害者家族支援について学ぶ 軽い好奇心から手に取った書籍ですが、内容があまりにも重く、衝撃的で驚いています。 とくに、交通事故加害者と、その家族が自責の念で自殺をしている、という現実には絶句です。他人事ではないですから。 現代日本で、もっとも…
2022/01/07 前から気になっていた、魁力屋でラーメン。極寒のなか、身体が温まる。美味。 3日ほどかけて『同志少女よ、敵を撃て』を読了。 ソ連の女性狙撃兵を主人公にしたハードボイルド小説。久しぶりにページをめくる手がとまらない読書体験になった。こ…
断捨離と無関係な、ずっと保有している蔵書の一部を公開します。
スキマ時間にKindleで、「勉強の哲学」を読んでいる。するする読むことができない性質の書籍だ。勉強することとはどういうことかを哲学的に説明している。これまでまったく読んだことがないアプローチで書かれている。 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増…
藤井輝明さんが亡くなって、改めて書籍の力と価値を再認識。書籍を読むことが追悼になる。そこに当事者の言葉があるから。若手の当事者は、文章を書くべし。ブログなどで長文の執筆に慣れたら、書籍を書いてほしい。1人一冊。
共同親権をもとめる国家賠償請求訴訟を提起した原告、そして、ライターの宗像充さんが新刊『共同親権』を12月に刊行予定。 宣伝協力します。 共同親権について賛否の立場を超えて多くの人に読んでほしいと思います。 from twitter 共同親権に反対している人…
デジタル技術をつかった生活が不可避になっているけど、それに費やす時間が増えている。デジタル断捨離が必要だ。そのヒントを得るために購入。 スマホのアプリは最小限にとどめるようにはしているけれども、それでは不足だろう、と。もっと根本的な何かが必…
「ライティングの哲学」を再読。アウトライナーを使うことで、どんなふうに執筆中のマインドが変わるのか、を確認。 外出時に使うために、ロジクールのマウスを新しく購入。小さいサイズを選択。慣れるまでちょっと時間がかかりそう。もっと高価で品質のよい…
読み始めている。ユニークフェイス当事者に読んでほしい書籍。 外見差別についてこれだけの論考が掲載されるくらいに、日本社会の知識人層が増えてきた、と思った。 もちろんまだ不十分だけれども。 アルビノ当事者で研究者の矢吹康夫氏の論考が掲載されてい…
漫画原作者、狩撫麻礼。 漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018 《そうだ、起ち上がれ!! GET UP . STAND UP!!》 双葉社 Amazon
川崎の丸善ジュンク堂で、「テスカトリポカ」を購入。二日がかりで読了。面白かった。川崎と東京都大田区が舞台である。桜本、六郷橋、元木交差点、第一京浜、川崎港、大島上町など、なじみの地名が出てくるので、情景描写が身近に感じられて、楽しむことが…
目次が公開されました。私は、執筆者のなかで最高齢の部類に入ると思います。すごい人が寄稿しているので、早く読みたい!! www.kawade.co.jp 河出書房新社には「14歳の世渡り術」というシリーズがあります。「見た目が気になる」は、そのシリーズの一冊。 【…