石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

ブックオフ










4日連続でブックオフに本を売りに行った。そこで感じたことを少々。



きたない本以外はまず間違いなく買ってくれる。ブックオフでも値がつかない本は、紙ゴミにしても良いと割り切ることができるので助かる(私は稀覯本を所有していないので、とくにそう思う)。蔵書を整理することは、何に自分が関心を寄せているかということをハッキリさせる効果があってよろしい。呉智英が狭い部屋で仕事をするための工夫をどこかに書いていたが、そういう智恵を実践するようになってきたのかもしれない。



ブックオフは全国で約800店舗。ブックオフで購入できるタイプの本は、蔵書する必要がない(林真理子とか赤川次郎とか村上龍とかスティーブンキングとか「バカの壁」とかか・・・)。図書館機能もいまは充実している。新古書を読むということでいえば「ユビキタス社会」っぽくなっている。



新刊書店よりもブックオフのほうが優れたラインナップが揃っている棚もある。海外のミステリーの充実度はなかなか。昨日、棚を見ていたら、「おもしろい本があるぞ」とい第六感が働いたので、目前の本を抜いてばっとページを広げると、ユニークフェイス関連の事項が出てきた。こういう体験をいままで大書店と図書館で味わってきたが、ブックオフでも体験することになったので少々面食らう。