私が編集した「見つめられる顔 ユニークフェイスの体験」(高文研)の在庫が250部であることが判明した。とても嬉しい。2001年9月刊行から3年。地道に売れていったことがわかる。内容はユニークフェイス当事者の体験談集。地味な装丁である。この本は長く書店には置かれていないので、オンライン書店で購入されたものと思われる。毎月1度のペースで講演をしているが、その会場でチラシを配布してきたので、そういう地味な宣伝がとどいたのかもしれない。
増刷は未定。3年たって、ユニークフェイスを離れた当事者も多いからである。
そういう訳で「見つめられる顔」はこれから入手しにくくなるので、興味のあるかたは今のうちにご購入ください。
ところで、来年はユニークフェイスでドキュメンタリー映画を撮影するので、そのときに撮影日記として本を出版する予定。そのような活動のなかで、「見つめられる顔」改訂版を出すことができるとよいのだが。
結婚の条件と「文筆生活の現場」
ある人に勧められて「結婚の条件」を読む。
肉体・容姿の階層社会に関心のあるものとして非常に刺激を受ける。
ある編集者から「文筆生活の現場」で未婚者は誰だ?と聞かれたことがある。そんなこと編集中に考えたこともない。で、精査したところ「俺だ!」ということになり、少々困惑したごとを思い出した。
「未婚生活の現場」って本が必要なんだろうなぁ。