8月22日、埼玉の書店で開催された講演についての
記事が埼玉新聞に掲載されています(8月25日付け)。
http://www.saitama-np.co.jp/news08/25/07l.htm
採用50日、過労死と認定 雑誌制作会社に賠償命令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000163-kyodo-soci変な事件である。
21歳という元気溌剌なときに過労死とは? しかもアルバイトである。フリーターの意識が変化しているのだろうか。出版界への正社員志望で無理をしたのかな。
大学院について興味が出てきたので調べごとを少々。
http://scicom.jp/grad-book/「2010年には年間5000人の博士「無業者」が出るという現実を前に、研究者として成功し、輝かしい栄光を勝ち取るという夢を持つことと同時に、ポスドク以降の職がない「ポストポスドク問題」時代の到来を知り、自分の実力や将来の展望をよく考えて、それでも大学院に進学するという選択をする、こういうことができて初めて「自己責任」を問えるのではないでしょうか」
この無業者たちが出版の世界に参入してくる可能性は高い。すでに参入の気配はあるが、量産するタイプの書き手が登場するかどうか興味深いところだ。
アカデミックな世界では商業雑誌に原稿を書くことは研究実績にならない。したがって、大学院生は雑誌への寄稿については極めて消極的だ。この意識がどう変化するか。注目である。