石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

ノンフィクション会議忘年会










昨日、カモフラージュメイクの勉強会のメイクモデル講師の仕事を終えて、定刻より2時間遅れてノンフィクション会議忘年会に参加。



『文筆生活の現場 ライフワークとしてのノンフィクション』の著者らを中心に約10人。愉快な夜だった。今冬、忘年会らしい忘年会はこれだけ。あとは、少人数で会食をする程度の予定が少しある程度。静かな冬である。



カモフラージュメイクについて。体系的な教育プログラムが必要であることを痛切に感じる講義になった。こういうことにも首を突っ込まないときがすまないのである。自分ではじめたので結果がでるまで継続していく。首をつっこんでいる姿勢を堅持できているうちは、大丈夫だ、と自分を励ます。2月から通算10回、カモフラージュメイクの勉強会をしてきた。小さな動きではあるが、理解者は増えてきた。カモフラージュメイクについて本を出そうかといくつかの出版社に打診したが、まだ時期尚早であると判断。もっと力を蓄えよう。まだ道は遠い。



図書館に返却したはずの書籍が、未返却とコンピュータ端末が表示された。先日、部屋の掃除をして書籍を確認したのだが、その本は無かった。このままごねる方法もあるけれど、建設的でないと判断。その書籍は、所有していたので、図書館に寄贈という扱いを希望して献本することにした。ついでに「過去に、返却処理をしていないために、迷惑をしたこともあるので、本当にこの未返却データが正しいのかを確認してほしい」と釘を刺しておく。担当者は、「御客さんの言葉を信頼しているので、寄贈しなくても今からでも貸し出しは可能」といってくれた。図書館はインフラなので借りれなくなることは困る。他の図書館のカードもつくっておくかな。



カモフラージュメイクの後遺症だろう。肌ががさがさになった。もともと乾燥肌のようである。メイクのプロからみると乾燥しているので化粧のノリが悪いという。というわけで、初めてスキンケアをすることに。といっても、男性用化粧品コーナーにいって、肌を乾燥から守るオイルを2点ほど購入しただけ。しめて700円程度である。



東大の医療政策人材養成講座のクラスメイトが発行する、難病患者専門誌を読んで感銘を受ける。スタッフ全員が難病患者で事業を展開している。こういうノウハウを吸収して、私も事業を進めていこうと思う。



http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/archive/news/2004/12/04/20041204ddm013040045000c.html






今年は「文筆生活の現場」をきっかけに、文筆経済の現実に向き合った1年だった。こういう本を編集すると、それなりに同業者の経済を聞く機会が増える。(メールで情報がきたり、意外な人が年収をカミングアウトするんですね)。その数字を聞いて絶望的な気分になったこともある。私もその絶望に影響されたと思う。が、それも今年まで(本当か? 本当だよ!)。2005年からは愚痴は終わりである。