昨日、広告代理店の友人、知人と意見交換をしていくなかで教えられたこと。
大企業が、NPO法人を設立、そこで集客、マーケティングをして、本業で利益を上げるのがここ数年のトレンド。このような動きの旗振りをしたのが広告代理店「電通」である。
先日、NPOへの出資というテーマのセミナーで、講師(元メガバンク勤務で、いまはNPO系バンクの理事)に「企業が自分でNPO法人をもっているので、独立系NPO法人が事業するチャンスは減少しているとおもう。どう考えればよいのか?」と質問をしたとき、答えをはぐらかされたことを思い出した。
いたいところをつかれて答えにくかったんだろう。
ということで、日本のNPO法人は、企業や行政の下請け・系列に組み込まれる動きと、独立系との分化に来ているということだ。(なんとなく感じていたが、みんな、はっきり言わないので・・・こまったものだ)
ある代理店でCSR担当をしている人から、「各企業のCSR部門には予算はありませんよ。だって、不採算部門ですからねぇ」とこれまたまっとうなことを教えられる。
ということで、四面楚歌(笑)。
と、めげている場合ではなく、独立系NPO法人が、起業というかたちで基盤整備していくのが時代の要請であることは間違いない。
年末に、患者会系NPO法人、事業家による、「食える患者会、NPO法人」というテーマでシンポジウムをやろうと思っている。
これは患者学会構想
http://homepage2.nifty.com/masaishii/kanjagakai.htm
と連動させることになるのはいうまでもない。
同志が、mixiに終結しつつある!(笑)
「患者学会」コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=538612