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[]人気作家の小説に元夫が連載禁止の仮処分申請










元夫、人格権とプライバシー権の侵害と主張



朝鮮日報朝鮮日報JNS



http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/02/27/20070227000048.html





 人気作家コン・ジヨン氏の元夫がコン氏の新しい小説「楽しいわが家」を連載する中央日報を相手取り、小説を掲載・配布(インターネットも含む)できないようにしてほしいという仮処分申請を提出した。



 同小説は3度結婚して3度離婚し、名字の違う3人の子どもを育てているコンさんが連載している家族小説で、離婚した女性のつらさや、名字の違う3人の子どもの成長過程、家庭内暴力、社会の偏見まで、離婚の過程で経験した話が展開される予定だ。



 コン氏の元夫のイ某氏(45)はソウル中央地裁に提出した申請書で、コン氏と離婚した当時、「婚姻中に起こったことについて、実名で偽の事実を発表できない」という離婚合意書を交わしたが、コン氏がこれに違反していると主張した。イ氏は「合意書ではこれに違反した場合、1件当たり500万ウォン(約64万円)を支払い、民事刑事上の責任を問うという内容も含まれている」とした。イ氏はコン氏が2度離婚した後の結婚生活を小説にした前例があることから、再び自身との結婚生活を小説として発表することを恐れ、このような条項を入れたと説明した。また、「実名を明らかにしなくても、小説の中の夫はわたしであると認識されるため、人格権とプライバシー権の侵害」と主張した。



シン・ウンジン記者



記事入力 : 2007/02/27 16:41





柳美里とよく似た作家である。こういう事例がすべて出版差し止めになると、つまらない社会になってしまう。法的にどこまで可能なのかを、法律家、作家らが議論すべきだと思う。