3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
歯科治療を受けながら読了。傑作。読むべし。
アウトサイダーとしての自分の生き方は正しかった。良い方向に動いている、ということが確認できた。勇気づけられた。
新聞、テレビ局の既得権益者をきっちり批判的に分析しているため、大手メディアからの書評はでにくいと思う。
読者のなかには、そんな馬鹿な、と思う人もいるかもしれないが、そういう保守的な部分があるのが大手メディアだ。
筑摩書房という雑紙メディアをもっていない版元だから自由に出せた面もあるのではないか、とも少し思いました。
世代間戦争が激化することを肝に銘じながら仕事をしようと思う。ロスジェネのなかのスゴイ面々と東京で出会ってきたので、彼らを舐めることなどあり得ないが、あの世代のなかになる能力格差の断絶には愕然とする。
紀伊國屋で書評にする予定だ。