今年は出版業界の倒産(破産)と雑誌休刊という「終わりの始まり」の年になりそうですね。中小零細は軒並み、市場から退場を余儀なくされていくでしょう。
文藝春秋社、新潮社、講談社、小学館、幻冬舎、筑摩書房という大手・中堅の動きがこれから注目すべきであると思います。
東洋経済新報社のような堅実な会社は生き残るのではないか、と。
豊崎社長が予言している「作家の淘汰・リストラ」については、すでに始まっているわけですが、これが書棚に反映される形で表面化するのは、まだ先のような気がします。
東京の物価上昇、家賃高騰がもっと激しく進行したときの、出版業界関係者の生活苦についても、興味を持って見つめていきたいと思っています。