評論家の栗原裕一郎さんが、新書批評のためにつかった、新書のレーベル数のリストをアップされていた。
http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20090109/1231792269
２００７年の７月発売分からちょうど１年半やったわけだが、18ヶ月間の総出版点数は、若干誤差はあるが、２５０２冊（１３９冊／月）。昨年１年で新創刊したレーベルは８コ。一昨年は11のレーベルが新創刊しているので、この２年間でじつに19の新レーベルが誕生したわけだが、毎月の出版点数はこの半年ほどは１４０～１５０くらいで安定している。つまり、創刊したはいいが死んでるレーベルがけっこうあるということ。「２ちゃんねる新書」とかね（笑）。現在のレーベル数は、開店休業中のも数えると67である。
それでも６７もあるということですか。若い人にはチャンスがあるいい時代と思います。逆に、これだけ湯水のように書籍がでるとありがたみというものが無くなってしまうのが残念。
栗原さんの書評ですごく良かったのは、ジャンク新書をしっかり紹介していたことですね。こういうきちんとした批評があると助かります。
多数発行されているだけあって良書も出ています。いい書籍にあたると、コストパフォーマンスが高いのでうれしくなります。
いま読んでいる書籍は以下の通り。（献本いただいたモノもあります。編集者のみなさまありがとうございます）
すごい本屋!
著者：井原 万見子
販売元：朝日新聞出版
発売日：2008-12-19
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キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
著者：町山智浩
販売元：太田出版
発売日：2008-12-18
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封印作品の憂鬱
著者：安藤 健二
販売元：洋泉社
発売日：2008-11-15
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歎異抄 (岩波文庫)
著者：金子 大栄
販売元：岩波書店
発売日：1981-01
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人類は「宗教」に勝てるか―一神教文明の終焉 (NHKブックス)
著者：町田 宗鳳
販売元：日本放送出版協会
発売日：2007-05
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「生きる力」としての仏教 (PHP新書)
著者：町田 宗鳳
販売元：PHP研究所
発売日：2006-06
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