税務署にて合同会社ユニークフェイス研究所の決算処理。担当者が、約2時間もかけてくれた。税務署のイメージが変わった。書籍代が一般よりも多いため驚かれる。
「東京ではどうしていたのですか?」
「文筆業といえば、書籍代は経費で認められました。東京はそういう事業者が多い地区ですから」
「なるほど! 浜松市は製造業が多いですからねぇ・・・」
「たいへんですよね。いまは」
「不況ですね」
とぼそりとつぶやく。ハママツはもともと力のある地域なので、復活するだろうと私は楽観的ですが。
その足で市役所へ移動。NPO法人ユニークフェイスの活動復活の第一歩として、たったいま決算が終わった合同会社ユニークフェイス研究所の休業届けを自治体に提出。リストラです。
児童手当の手続きについて、担当課にインタビュー。ちょっとした書類を受け取ろうとすると担当課が変わるので、ビルのなかを動きまわることに。
市役所内で、深刻な顔をしている人が多いのは生活保護と、外国人登録の担当課。ハママツではこの課の窓口には日系ブラジル人がいる。通訳と担当者が、厳しい顔で説明する。説明を受ける日系ブラジル人は、意味が理解できないようだ。フリーズしている。