ニュースを検索すると、新潮社の敗訴が続いている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090204/trl0902042116013-n1.htm
とくに貴乃花訴訟では、新潮社の社長も訴えられて敗訴した。新潮社として徹底的に抗戦しないと、出版業界にたいへんな衝撃を与えることになる。
訴えられる覚悟をもって出版ビジネスをしている社長はほとんどいないと推察する。名誉毀損にたいする世論の意識を裁判所は敏感に反応したのだろう。最高裁まで争うことが確実な訴訟になりそうだ。まけたら新潮社社長は社長職を辞任することになるのだろうか。
問題となった「週刊新潮」は、名誉毀損すれすれの記事を書くことで知られる。そういう週刊誌のあり方が容認できない社会になるとしたらつまらない。「週刊新潮」の編集部がこの訴訟について何を考えているのか? その記事を読みたい。週刊新潮の次号で検証企画をやって欲しいと思う。