石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

BASARA

最近は、ブログに書きたいということが特になくなってきました。twitterの影響が大きいですね。今朝はすこし書きます。
 今日はこの1週間ほどはまっているマンガについて少しかこうと思います。BASARA。妻が大好きなコミック。浜松に引っ越してきたとき数冊だけが手元に残っているけど、全巻読みたい、というのでブックオフに急行。ほとんどすべてをゲット。不足分はアマゾンのマーケットプレイスで入手。古書の入手がものすごくラクになったことを実感。ストーリーは、近未来の日本。文明が崩壊したあとの戦国時代という設定。タタラという女傑と、朱理という王様との活劇であります。こういうストーリー展開は、昔読んだ、エドガーライスバローズの物語構造と一緒。高校生のときのBASARAを読んではまったという妻の話に納得。僕が高校時代に水滸伝(小説)や、西遊記にはまったのと同じでしょう。全27巻を読みながら、やっばり物語はいいなぁ。ラストは、朱理が、国民に向かって自立を求めるという理想を語って終わる。青春ドラマとして楽しめました。現実は、自立を求めても、人々の感情はそんなふうには動かないわけです。自立出来る人はできるし。自立できるときはできるし、できないときはできない。というリアリズムを知った僕としては、若者向けのドラマを読んで、やっばり理想って大事だよな、と思った次第でした。

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