石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

人を励ますということ

僕がいうのも変なんだけど、人を励ますことが増えてきた。自分よりもスゴイ人をみつけては、いろいろ相談に乗ってもらいたいとおもって近づくと、逆に相談を受けることになったりする。フリーランスでばりばり生きている友人と、人生ってなんだろう、みたいな話しになったりもする。そういうコミュニケーションが好きなのだろう。幼少のときから、何なんだ人生ってやつは、と考えていましたからね。ませていたんだと思う。

僕のセルフイメージは、相談者には不向き。しかし、人によっては、ものすごくタフな人、相談に値する人間に見えるらしい。変な顔をしても絶望せずに生き抜いてきた、というイメージなんだろう。友人の今一生さん(よくメールのやりとりをしている。東京を離れてからのほうが親密度がアップしているなぁ)も、似たようなこどうを言うので、きっとそうなんだろう。

自分で考えている自分のイメージと、他者からみた自分はかなり違う。

とくに僕は東京を離れてから、かなり環境が変わった。周囲にはジャーナリスト、編集者がいない。こういう特殊な人たちと頻繁に連絡をとっていた東京時代が普通ではなかった。

いまは平穏無事が一番。家族が健康、自分が健康ならばあとのことは小事。少々ストレスがあっても、たいていの悩みごとには解決策がある。これまでユニークフェイス問題という解決困難なことばかり考えていたほうが普通ではなかった。

この数年間いろいろな人に励まされてきたので、励まされるとどれだけ元気になるか、またその限界も分かってきたのかもしれない。励まされ経験の蓄積。これがかなり重要だと思う。