石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

とりとめなく。

昨夜は東京の墨田区押上でかなり酩酊。錦糸町から東京。新幹線で浜松に帰った。酒は確実に弱くなった。twitterにそろそろ飽きがきた。何かを知らせるツールとして使えると思っていたが、僕のなかでブームは去りつつある。適当に。適当に。


古い知人が、幸福になると文章が書けなくなるのではないか、と言われた、ということを間接的に伝わってくる。ライフスタイルが変わると、書く内容が変わるもの、と思うのだが、いかがだろうか。


円高による製造業不況、エコカー減税が終わることによる援助停止不況。このダブルパンチが浜松を襲う。嵐は吹き続けているのであって、止まることはない。大金持ちであれば、不況を気にしないライフスタイルで生きていけるだろうが、僕はそうではない。嵐のなかをどうやって泳ぎ切るか。仲間と連日話している。仲間がいるので安心だ。


30歳も過ぎたユニークフェイス当事者は、10歳の子どもの当事者からどうみられているのか。意識するとよい。昨日のUstで言いたかったことはその一点。次世代の人間になにができるか。


僕よりも上の世代の当事者たちは「ゼロ世代」。患者会をつくらず、ひっそりと当事者同士があい、その記録は一切残さなかった。沈黙の世代。ゼロ世代。声なき声の世代。


僕は、カミングアウトした世代。「第一世代」。そんなことは重要ではない、という圧力のなかで発言。それなりに大変な経験をした。


この5年くらいで登場した若い世代は、「第二世代」。インターネットを通じてのコミュニケーション。反差別というような気負いはない。楽しそうにつながる。


そんな分類をして、沈黙が圧倒的多数派である日本社会について考える。