石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

地域社会について

昨日、浜岡原発を停止させる、という政府の要請があった。浜岡に事故があったら、日本という国家は崩壊する、ということは原発推進、反対の両者にとって常識だったから、菅直人総理の英断である。ほかのニュースによると、原発推進については政策として揺らぐことはないようだ。日本という国が全体で反原発脱原発という姿勢に転換したわけではないので、そこは冷静にみておかなといけないかな。


浜岡も福島も、地域経済の仕組みの問題でもある。そこで生活している人がいる。稼ぐために、原発由来の仕事や補助金がはいってくる。そういう生活は、これまではなんとか動いてきたけれど、これからは変わっていかないと無理。


最近は豊橋市を中心とした東三河を仕事でぐるぐる回っている。地域社会はこれからどうなっていくんだろうか。ということも大きな関心になっている。ツイッターでも、地域経済をテーマに仕事をしている人のツイートをじっとおいかけている。


名古屋出身者として名古屋の繁栄は知っている。若い女性が闊歩している。そういう点では東京と似ているが、表情が軟らかい。住みやすい大都会なのである。福岡にも同じような余裕がある。


でも,そういう大都会は日本でほんの一部でよい。


そこそこ都会、そこそこ田舎の可能性は大きい。もっと豊橋を見ていく。