石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

後半の人生を考えてる

90歳まで生きる、ということを結婚したときに妻と約束した。いま45歳。あと45年ある。


余生を考えると、私が深くかかわる地域は、豊橋、名古屋(私の実家)、佐賀(妻の実家)の3カ所。ほかの地域には深く関わる時間がとれなくなる。すくなくとも現時点ではそうなる。


10年前に豊橋に移住、という計画も予想もまったくなかったので、いまから45年の計画を立てても仕方がないんですが。


30年前にユニークフェイスをやると考えたことはまったくないので、計画しても仕方がないんですが。


45年はかなり長い。


私が90歳になったとき、妻は76歳、息子が47歳で娘が46歳になっている。すごいことだ。


 


これから45年で、関東大震災があり、東海大震災もあるだろう。原発が最低でもあと1つくらい大事故を起こしているかもしれないし、東京は高齢者ばかりの都市か瓦礫の山になっているだろう。製造業は消滅していて、工場の跡地は、別の産業が有効利用しているのだろう。エネルギーは枯渇しているので、自然エネルギーが普及。日本の少子化は極限までいっているので、近所の子どもたちの大半は混血の移民ということになる。日本的な文化は消滅して、いまのアイヌ文化のような伝承されるべき文化遺産になっている可能性もある。日本語も崩れており、外国語との混成言語に変化しているだろう。当然だけど、自民党民主党もなくなっている。


残っているのは、肉体、言語、宗教、新しい形態に変貌した資本主義かな。インターネット産業は残るのかは分からない。言語を活用したコミュニケーションビジネスとしては残るだろうけど。


というように、これから45年どうなるか分からないので、細かいことは考えず、健康第一で生きていこうと思う。