ユニークフェイスの講演会場で、当事者の親と会うことがあります。とくに何かを話すというわけではなく、ただの雑談をしています。親御さんとしては、私のような顔をした成人した当事者と会うのは初めて(という人が多い)。講演の内容と、私との雑談をして、何かを感じ取ってくれる。それで満足して帰って行かれます。独身のときは、「この子は学校に行ったらいじめられる可能性がある」といったりしましたが、いま「いじめがおきたらどうしたらいいんでしょうか?」と聞かれても「そうですねー。なんとかなるんじゃないんですか」と反応。「なんとかならないときは、そのときにまた考える、ということで」とゆるく話してます。実際、無責任かもしれませんが、その家族のことを知らないので(笑)、正確なことを話しようがないですから。
医療については、現状よりも絶対に悪化しない治療法を選択すること、医師に確認すること、と念押し。親としては当然のことです。
そんなことを先日も、当事者(2歳児)の親に話しました。
最後は、その子に手を振ってお別れ。しっかり、バイバイ、と大人に言えるのが頼もしい。
全国で、こういう親子との出会いを積み重ねていきたいですね。