IAEAの査察がはいることになったため、国際的な視線を意識して、これまで発表、あるいは明言を避けてきた情報が出てきているという。
1-3号機メルトダウン報道について
http://onodekita.sblo.jp/article/45459298.html
昨夜、工学を学んだ友人と話す。トリプルメルトダウンについて。史上最悪の放射能汚染、と明言。彼はあまりネットをやらない、ツイッターやブログもやらない。いまは工学ではない仕事をしている。むかしの工学の知識をもってして、マスコミの断片的な情報からみて、最悪の事態だという。情報をふんだんにもっているジャーナリストたちと同じ認識にたっていたので、少なからず驚いた。広瀬隆を読むことなどない人間が、広瀬隆的な話をしていたのだから。
国際的にいうと、5ミリシーベルトで強制避難。50マイル(80キロ)圏内は危険なので強制避難。
このような情報は、日本国内のグローバル企業はしっかり認識しているはず。トリプルメルトダウンをしている日本で物づくりをして出荷したとして、それで競争力が出るのか? 出ないと思う。とくにこれからIAEAが事実に基づいて情報を英語圏で発信していくので、その情報に基づいて、企業は行動を決めていく。これからの経済的な影響は計り知れないと思う。