尼崎の連続家族虐待虐殺事件は、日本の犯罪史に残る大規模で長期の犯行であることが分かってきました。
ひとつの家族を乗っ取りをして、虐待、強姦、搾取、監禁、虐殺をしていくという犯行のようです。
警察の動きもわるく、25年にわたって、犯罪を放置した、という可能性も。
近隣の住人が通用しても警察は動かなかった、というのは衝撃でした。
近い事件は、北九州の家族虐殺事件。ノンフィクションになっています。まだ読んでいないのですが、読みます。
独身のときは、このような犯罪があっても、自分は大丈夫、ということでそれ以上、考えることはありませんでした。
しかし、家族がいると、他人事、とは割り切れませんね。
尼崎事件が解明されるまでは、裁判も含めるとこれから5年以上はかかると思われます。そのまえに、北九州の事件の振り返りをしておきます。
人間ってたいていのことを傍観することができる、というのはユニークフェイスの活動で学んだことです。
今回の尼崎事件もそれを裏付けるものになりました。
北九州でも、尼崎でも、事件の発覚を導いたのは、か弱き女性が、警察に飛び込んだことがきっかけでした。
そのあたりが、すごく気になりますね。