深町秋生著『インジョーカー』を読了。
購入したのは精文館書店(豊橋)。
紙の書籍で購入。電子では買わなかった。
内容は,女刑事八神が活躍する警察小説。
この八神シリーズは全部読んでいる。
今回、読もうと思ったのは,技能実習生が犯罪を行ったという筋立てだったため。
技能実習生の奴隷労働については、これから大きな社会問題に発展するのは必至。
これを小説家の視点でどう料理しているのかが気になったため。
深町節を堪能しながら、技能実習生の怒りと屈辱を感じ取ることができて良かった。
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出版不況である。好きな作家・作品だけでも生き残って欲しい。
これから技能実習生の犯罪(違法行為)は間違いなく増える。
善良でまじめな外国人であっても、いまの制度では奴隷労働なので,
怒りと絶望をためこんだ外国人は,失踪・脱走して自由をもとめて動き出すから。
いきるために仕方なく犯罪に手を染める人間は出てくる。
おおくの技能実習生が日本国内で暮らしている。
どういう人間が自由を獲得できるのか。どんな絶望が人間を狂わせるのか。
小説とノンフィクションの両面から読んでいこうと思っている。
外国人労働者をどう受け入れるか―「安い労働力」から「戦力」へ (NHK出版新書 525)
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