石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

あしなが育英会に寄付しました

10万円の特別定額給付金を受け取ったので、
そのなかから少額ですが
「あしなが育英会」に寄付しました。

あしなが育英会あしなが育英会は、遺児への奨学金の貸し出しによる経済的な援助や「レインボーハウス」での活動、短期ケアプログラムの「つどい」www.ashinaga.org


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あしなが育英会に決めた理由を、以下にまとめました。

①街頭で若い交通遺児当事者が募金活動をしているのを十数回目撃してきた。

小銭を出すよりも、少額でも口座に振り込んだほうが良いだろう、と思って一度も街頭で寄付していなかったため。
十代の当事者の真剣さは伝わってきたので、そろそろ寄付しよう、と決めました。

②子どもの貧困のなかでも、親がいないことが理由の教育機会の喪失は大問題と思っていた。

寄付する団体は無数にありますが、私のいまの関心事は、次世代の子どものためのアクション。
聡明な若者が増えると、社会は良くなる、と素朴に思っているので、教育機会を提供するための寄付として、あしなが育英会はぴったりと考えました。

③知り合いがまったくいない。

あしなが育英会に知り合いはいませんし、まわりに、交通遺児の友人知人もいない。
ひとつのテーマに無関係の人間として寄付する行為は、未経験だったので、実行してみたかった。

④日本に寄付文化はない、と言うのは簡単なので、たまには寄付しないと落ち着かない。

NPOの活動をしたり、寄付について勉強すると、日本社会には寄付文化は根付いていない、という結論になりがちです。しかし、それでも寄付をベースに、息長く活動をしている社会貢献活動はあります。少額でも寄付することで、自分の意識をすこしでも変えていきたい。

⑤黙って寄付することを美徳だとは思わない。

寄付することや、寄付する先を黙っていることを美徳、と考える人が多いと感じますが、私はそう考えません。
必要な当事者に、必要な資金が集まるためには、ここに寄付した、と意見表明することは大事だと考えてます。

以上です。