石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

AERAが、国際問題になっている実子拉致について報じた---『親による「子の連れ去り」が集団訴訟に発展 海外からは“虐待”と非難される実態とは』

朝日新聞発行の週刊誌AERAが、国際問題になっている実子拉致について報じた。

共同親権、実子拉致についての報道が続いている。共同親権研究会としては嬉しい動きだ。

dot.asahi.com

 

注目すべきは、法務省官僚のコメントである。

親権者の決め方についてもこう述べる。

「親の状況や子の状況を総合的に判断して決めるので、子を連れ去った側が自動的に親権者になるわけでは決してない」

 EUからの非難決議が出されたことについて見解を問うと、

「一つの意見としては受け止める。だが、制度に関していえば、国境をまたぐ事案も国内の事案も、条約違反であるとは認識していない」

 と答えた。ただ、「その使い勝手や運用に対して、さまざまな批判があることは認識している」とも認める。

 現在の離婚後単独親権制度から、共同親権に移行するタイミングをはかっている、という観測が可能な、含みのある発言である。

続報を期待する。

そして、もっと多くのメディアが、実子拉致(実子連れ去り、実子誘拐)問題について取材、追求して欲しい。

大問題のわりには、マスメディアの報道の絶対量が少なすぎるからである。 

 

追記

朝日新聞に、言論の圧力が及ばないことを願っている。
言論圧力をかける人は、実名顔出してで抗議することを期待する。 

ishiimasa.hateblo.jp