石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

2020年8月13日、東京高裁(白石史子裁判長)で不当判決が出た。

別居親子の面会交流請求、2審も棄却 東京高裁

www.sankei.com

「面会交流をする権利が憲法上保障されているとは言えず、現行法の規定は憲法に違反しない」として請求を退けた。

 


普通の感覚で考えて、不当判決だ。

これでは国が実子拉致を容認することになる。


この判決については、新聞記事以外にも、書くべき事がある。
裁判長が主文だけを約10秒読み上げて退廷した、と傍聴した人がtweetしていたのだ。

コロナ危機のために、傍聴人の人数制限などがある。
それは理解できるが、社会からの関心が高いこの裁判で、主文だけ10秒はひどい。
ネットで検索したら、こんな記事がでてきた。

www.kinyobi.co.jp

「主文、本件各控訴をいずれも棄却する。控訴費用は控訴人の負担とする」

東京高裁101号法廷。白石史子裁判長は、小さな声でそれだけを読み上げると、さっと法廷から立ち去った。あたかも何かから逃げるように。

 

白石裁判長は、過去にも主文だけを言い捨てて、退廷した過去があった。
こまった裁判官である。

たった10秒の主文よみあげなのに、たくさんの報道記事がでている。↓↓

note.com

この社会の関心に答えるべく、裁判長も主文だけでなく、もうすこし判決文を読み上げる努力が必要だろう。

10秒から10倍の100秒でも良い。
引っ込み思案でも、口下手でも、それくらい話せると思う。

ただでさえ、EUから批判されている実子拉致問題
この訴訟は、世界が注目している。

国内外の当事者の感情を逆撫でするようなことを裁判長がやってしまう。
国益に反するし、納税者への不遜な態度はやめるべきだ、と思う。
後日、判決文を入手して、読みこみたいと思います。