石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

ある政治家の共同親権についてのブログ記事を読んだ感想

go2senkyo.com

 

Twitterで書いたことのまとめ。

 

 海外ではなぜ共同親権なのか、という考察をした形跡がないのが、ほんとうに不思議ですね。DV被害のまえでは、正常な考察力が減退するのでしょうか。

 

鎖国マインドが、さまざまな人の思考にしみ込んでいる、と思います。なぜ世界は共同親権なのか。なぜ実子拉致が諸外国では犯罪なのか。そこを熟慮する姿勢がとぼしい。大量の文献を読破しなくても、当事者の声を聞かなくても、ここに日本社会の不足しているところがあるな、と感じ取れる。それが知性。

 

DV被害者と面談すると、思想転向が起きる。これはひとつの社会現象として、研究するべきだと思いますね。この密室の面談で、どんな心理メカニズムが働いているのか。虚偽DVによる実子拉致に意識がいかなくなってしまう、世界が共同親権だということを忘却する。強力な洗脳効果を感じます。

 

ユニークフェイスという症状が可視化されている当事者の語りは聞いてきた。だから、DV被害という不可視化された体験を、すぐに信じることに強い抵抗がある。

 

とてつもなく語りがうまいDV被害者、または偽装のDV被害者がいる。という可能性も。もし、存在するとしたら、ある種の才能なので、共同親権研究会で話して欲しいですね。

 

 区議。つまり政治家なんですよ。しかもトランスの。マイノリティとして期待される存在なのに、古いフェミニズム、匿名DV被害者運動に共鳴。もったいない。「賛否両論あります、世界の動きを見ていきます、上川法務大臣の発言を読み直します」。それだけでも知的な政治活動だと思うのですが。

 

政治家なのだから、国家賠償請求訴訟を傍聴してみるとか、ちいさなことから理解を始めて欲しいですね。情報源はできるだけたくさん確保すること。情報収集の基本を大切に。

 共同親権についてさまざまな訴訟が起きてますから、共同親権に反対する立場の知識人・有識者は裁判傍聴したら良いと思います。そのあたりの小さな行動をする人がまだいない。とても残念ですね。最新情報を収集せずに、反対するだけなら・・・社会の動きから遅れてしまう。

ishiimasa.hateblo.jp

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