デジタル技術をつかった生活が不可避になっているけど、それに費やす時間が増えている。デジタル断捨離が必要だ。そのヒントを得るために購入。
スマホのアプリは最小限にとどめるようにはしているけれども、それでは不足だろう、と。もっと根本的な何かが必要だと思って手に取った。
依存性が高まるように、スマホアプリが設計されている、という。おもしろい読書経験になりそうだ。
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読みながら、自分のデジタル技術とのつきあいかたを振り返るよい機会になった。
スマホにいれているアプリは最小限。それなりに、デジタル・ミニマリストになっていると思う。
HHKBを愛用しているので、スマホでの文字入力が億劫になっている。それが結果的にスマホ依存になっていない理由だろう。
視力が低下してきたので、スマホの小さい画面を凝視するのがしんどい。
ゲームをいっさいやらない人間なので、依存状態を回避できている
ネット検索での関心事を限定してデジタル技術と付き合っている。ユニークフェイス、共同親権など。
会社員として仕事をしているときは、Googleマップ以外は使わない。
スマホの機種に思い入れがまったくない。だいたいのことができるスペックのAndroidで満足している。
2021/11/08
読了。デジタル技術が、リアルライフの充実度を奪っているので、身体を使う趣味、娯楽、仕事に集中すること、デジタル情報から距離を置いて孤独に思考することで人間回復する、という内容。良書。