ノンフィクション作家、佐野眞一さんが9月26日、亡くなられました。
時事通信の速報↓
18年前の2004年、私が編集担当した『文筆生活の現場 ライフワークとしてのノンフィクション』で、一緒に仕事をさせていただきました。
帝国ホテルのロビーでインタビューをしました。佐野さんは、私のような無名のフリーランスライターの、新書企画に賛同し、1時間程度、ノンフィクション作家の生き方について語ってくれました。
もの書きとして迷っていたときに、インタビューできて大いに刺激を受けました。佐野さん、ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
佐野さんへの現状報告。
この『文筆生活の現場 ライフワークとしてのノンフィクション』を上梓したあと、私の筆力では、もの書き専業では喰っていけないな、と気づいてしまいました。さくっと、専業ライターをやめました。縁があって結婚、同時に、東京を出て静岡県で会社員になりました。紆余曲折を経て、いまは京都に移住、会社員として働きながら、主としてユニークフェイスをテーマに記事を書いています。
そういえば「文筆生活の現場」という書籍にも協力したな、あのときの、ライターたちはどうしているのか、と思い出したときは、このブログを読んで下さい。
遅かれ早かれ、この書籍に関わったライターたちは、あの世に行きます。そのとき改めてご挨拶をさせていただきます。
それでは、また。