石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

『極夜行』(角幡唯介) 読書メモ

読了。すごい探検体験記だった。

ひとりで暗闇の中を探検しているので、必然的に哲学的な語りがでてくる。

著者は、この探検の準備期間に、結婚し、子どもが生まれている。

その子どもが生まれた、という個人的な経験と、

極地で暗闇のなかを走破したあとに太陽の光を浴びた経験、

ふたつの経験を結びつけて、その意味を哲学する文章が素晴らしかった。

氷点下35℃でサバイバルする気力体力がうらやましい。

 

いつか再読すると思う。

こういう唯一無二の作家には、書籍代だけでなく、寄付をしたい、という気持ちになる。

出版社は、プロフィール欄に、寄付のための銀行口座番号を明記したほうがよい、と思う。