ishiij's blog

a day of ishii masayuki

[]■アジア記者クラブ4月定例会のお知らせ■












ジャーナリズムの再生は可能なのだろうか。マスメディア批判が出尽くした観のあるジャーナリズムの世界でも、元外務省北米局長の沖縄密約 容認発言をスクープした北海道新聞の記者の活動には救われた気持ちに なった一方で、経済的事情でしかマスメディアにいる理由はないという 記者が大半を占めている現実に失望してきた。週に2~3回しか登庁し ない都知事がいても進退が問われたことはなかったし、松岡農水大臣議員会館光熱費を巡っても同様だ。なぜその場に居並ぶ大手紙やTVの 記者たちが徹底的に追求しないのか、苛立ちを覚えた人も少なくないの ではないか。4月定例会は、電話での雑誌インタビューで答えた20行 のコメントだけで5000万円の恫喝請求を受けた烏賀陽(うがや)弘 道さんと、やはり消費者金融武富士から恫喝訴訟を受け、裁判を闘い 勝利した三宅勝久さんの両フリーランサーをゲストにお招きします。



フリーの記者活動だけでなく、生活そのものを破壊されたという烏賀陽さんからは、高額の損害賠償を吹きかけることで批判を封じる恫喝訴訟(SLAPP)が、企業内かフリーかを問わず、記者活動自体を破壊し てしまう危険性について、現在進行中のオリコン訴訟を通じて解説して いただきます。三宅さんからは、四畳半一間で生活しながらも、ジャー ナリストとしての活動には夢と希望があり、書くことにこだわりたいと いうフリーランサーとしての生活と武富士との裁判闘争を語っていただ きます。この2人のジャーナリストの闘いから、ジャーナリズムの可能 性を探りたいと思います。助け合いの輪を広げ、闊達な議論を展開でき ればと思います。なお当日の会場費は、2人への支援に充てたいと思い ますので、宜しくお願い致します。






烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)1963年生まれ。86年、朝日新聞 社入社。91年から2001年まで『アエラ』編集部記者として音楽・ 映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選 挙などを担当。92年にコロンビア大学修士課程の国際安全保障論(核 戦略)を修了。2003年からフリージャーナリスト。著書に『「朝 日」ともあろうものが。』(徳間書店)、『Jポップとは何か  巨大化する音楽産業 』(岩波書店)など。



三宅勝久(みやけ・かつひさ)フリージャーナリスト。1965年生ま れ。フリーカメラマンとして中南米・カリブ・アフリカ諸国で取材活 動。その後『山陽新聞』記者。2002年より再びフリー。「債権回収 屋“G”―野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日ルポルタージュ 大賞優秀賞受賞。03年3月、『週刊金曜日』連載の武富士批判記事を めぐり、同社から1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こされ るが、05年6月、最高裁で完全勝訴。著書に『武富士追及 言論弾圧 裁判1000日の闘い』(リム出版新社)、『悩める自衛官 自殺者急 増の内幕』(花伝社)など。



●テーマ 「報道の命運が問われていないか オリコン訴訟と武富士裁判から考える フリーランサーを孤立させるな」



●ゲスト 烏賀陽弘道さん(ジャーナリスト)、三宅勝久さん(ジャーナリスト)



●と き 4月20日(金)午後6時45分~9時



●場 所 SKプラザ(東京清掃労組会館)



     東京都千代田区飯田橋3-9-3(電話 03-3237-9995)



     *JR・地下鉄「飯田橋」徒歩5分



●参加費 会員1000円、ワーキングプア(自己申告)1000円、 ビジター



1500円



    (ただし学生は会員500円、ビジター1000円)



     烏賀陽さんのカンパなどに充てますので、大勢のご来場をお待ちしております。



 ※予約の必要はありません。



 ※記者職でない方でもどなたでも自由に参加できます。



 ※お問い合わせ/アジア記者クラブ事務局



   電話03・5802・2454(FAX兼用)



 ※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。