ishiimasa's blog

ユニークフェイス石井政之の雑記帳

中村哲医師が死去。殉職された。

アフガンで医療支援をしてきた中村哲医師が、何者かによって射殺された。

 

NHK
2019年12月4日 17時59分
アフガニスタンで、長年、農業用水路の建設など復興に携わってきた医師の中村哲さんが4日、東部ナンガルハル州を車で移動中に何者かに銃撃され、病院で手当てを受けていましたが、死亡しました。

 

面識はないが、著作などからその意志と行動力を知り、尊敬していた。大きなショックを受けている。
中村哲氏はキリスト教徒だった。そのうえで、イスラム教徒がおおいアフガンで医療支援を行い、現地の人々に尊敬されてきた人物である。部下が過激派に射殺されたこともあった。それでも医療支援はやめなかった。

先日、イスラム2.0 という書籍で、イスラム原理主義の行動原理について学んだばかりだったので、今回の中村医師の事件の背景を想像することができたと思っている。
これからも、世界情勢について学び続けなければならないし、自分のなすべきことを実行していこう。

中村先生のご冥福をお祈りする。次の日曜日には、近所のキリスト教会で、祈りを捧げるつもりである。

 

ishiimasa.hateblo.jp

 

 

天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

  • 作者:中村 哲
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2013/10/24
  • メディア: 単行本
 

 

 

『イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観』memo

イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観』

イスラム教の教義のなかにあるテロ容認の思想、ジハードについて知るために読みました。これは衝撃的な読書体験でした。異教徒は敵だ、という思想がここまで明確になっているとは。世界を混乱させる思想が、インターネットでひろがって、穏健なイスラム教徒が原理主義に覚醒する、という流れは、ひじょうに納得です。

memo

  • イスラム教徒の信仰する教義と、テロとの関係についてきわめて説得力のある論考。
  • インターネットの普及によって,すべての人が自由にイスラムの教義にアクセスができるようになり、その教義の原文をもとに発言・行動する人たちが増えており、結果的に原理主義的になっていること。
  • イスラム教には、棄教の自由がない。
  • 背教者,異教徒を対等な人間として接する必要がない、という教義。
  • イスラム諸国は、この原理主義の脅威を知った上で、イスラム国などのテロ組織対策をしているが、西欧は対策が後手に回った。
  • すべての宗教、人種をわけへだてなく平等・公正に、という人権思想(リベラル思想)では、イスラム教徒の世界観は理解できない。
  • まったく別物の思考体系・世界観をもった人たちとして、接して、つきあっていくことが求められる。

 

 

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