石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「あしたから出版社」(島田潤一郎 著)

「あしたから出版社」(島田潤一郎 著)。ひとり出版社の経営者の人生と仕事術を綴った書籍。30歳になっての再就職がこんなに困難であることは思わなかった。私はずっとフリーランスだったので、鈍感だったのかもしれない。ひとり出版社としての門出は。地…

「仕事の手帳」(最相葉月 著)

「仕事の手帳」(最相葉月 著)の仕事術について。最相氏の人生の流転について知ることができたので収穫。一所懸命に原稿を書いていくなかで、ヒット作につながったことがわかる。しかし、この仕事の仕方だと、夫の収入があってこそだと思うけれど、こういう…

「仕事に効く教養としての世界史」(出口治明著)

素人の歴史好きが、これほどの教養を蓄えていることにまずは驚嘆する。 「歴史を見ると、自分の好きな仕事をやって順調に出世するなんて奇跡に近いことです」 という後書きが良かった。まさに人生万事塞翁が馬、である。 キリスト教がどのように生成していっ…

『夢玄館へようこそ』(水生大海 著)

『夢玄館へようこそ』(水生大海 著)読了。鈴木輝一郎先生の小説講座の卒業生の作品。この本については、個人的には面白くはなかった。課題図書でなければ読まなかったはずだ。アパートの住人の人間ドラマ、死者がでないライトミステリーである。こういう小…

『冷たい手』(水生大海 著)

『冷たい手』(水生大海 著)を読了。鈴木先生の小説講座の卒業生の作品。たいしたことないよな、と思いなから読んでいましたが、高品質だったので、自分の浅はかさを知る機会となりました。欠点をあげたらそれなりにでてきますが、最後までひっばられました…