春秋社さんから「全身当事者主義」献本御礼。
ざっと読みながら感じたことは、東京(とくに杉並区)でしか成立しない「お祭り」的な言説には説得力がないということ。三浦展氏、森達也氏の発言にぐっと来ました。もう少し考えて書評にするかどうかを決めたいと思います。
地方にいると、書籍について語り合う人が少ない、と以前にアップしたエントリーを読んで、ショックを受けた、と編集者から連絡がありました。いま、出版物の多くは、東京でつくられ、東京(などの大都市圏)で消費される「地産地消」の商品になっているのではないか、とさえ思います。地元のブックオフのラインナップは寂しいですし。書店でひまをつぶしているひとは本当に少ないですよ。(駐車場があっても、書店に足を運ぶ人が少ないですね)。
それでも、書籍はしっかり買っているほうだと思います。図書館は車で10分なので、そうまでして借りにいくのは億劫。東京では徒歩5分以内に図書館があるアパートに住んでいましたが。書籍を購入するときの情報源は、日垣隆さんの発行するメルマガと、登録したRSSリーダーで読むブログと、アマゾンのオススメ、かな。あとは、東京在住時代に知り合ったフリーランスの活躍を知るためにその著作を買ってます。ベストセラー作家になった人のは買っていないけど(笑)。