池田信夫ブログから
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e1ea82bd456c297583be2d882e6b7296
ちょっと意外だったのは「大蔵官僚が数字に弱い」という指摘だ。著者が財投のファンドマネジャーになる前は、金利リスクもヘッジしないで、兆単位の穴があ
くような運用をしていたという。たしかに東大法学部卒で、経済学も会計も勉強していない人がやるのだから、そんなものかとも思うが、数百兆円の会計を「丼
勘定」で運用していた実態にはあきれる。
ブロガーの貞子ちゃんも書いている。
http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/1048.html
小泉純一郎さんが政治家として有能だったかどうか知らないけど、優秀な人材をたくさん集めるのは上手だった。
さらに、ポピュリズムの進む今の日本では、理屈抜きで、多くの人を引き付けるタレント性やカリスマ性は、小泉氏は持っていた。
小泉政権下でも、改革は遅々としてしか進まなかったけど、それでも進んでいた。
しかしながら、小泉さんが退場したくらいで、ここまで日本の構造改革が後戻りするとは、私も思いもよらなかった。
政治を誰にも身近なものに感じさせる小泉氏のコミュニケーション能力(劇場型のパーフォーマンス能力)は、すごかっただなぁ~~と、いまになって実感する。
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