「温泉むすめ」を、気持ちが悪いから表現規制すべき、という議論がTwitterで拡がっている。
興味深く見ているけど、「気持ち悪いからダメ」という感情が優先されて、表現規制されるのは良くない、と思う。
気持ち悪い、と言われてきたユニークフェイス当事者のひとりとして、簡単にスルーできない感じ。
Twitterで以下の言葉を書いた。
「きもいから」、その表現は問題だ、なくすべきだ、という思想は、ユニークフェイス差別・外見差別につながる可能性をはらんでいる。警戒している。
— Masa ISHII (@ishiimsyk) 2021年11月17日
「キモイからこの表現は許されない」と表現規制につながる抗議活動をする人、組織は、ユニークフェイス当事者にも同じ言葉を投げつける可能性を感じる。これからも警戒心と緊張感を持って、該当する人物と組織をウオッチングしていきます。
— Masa ISHII (@ishiimsyk) 2021年11月18日
私は、ユニークフェイス当事者の存在を可視化する必要性を感じて、モノを書いてきた人間。
気持ち悪いから、という感情が拡大することで、ユニークフェイスについての表現が規制されないか、とちょっと警戒している。
SNSで、その表現は気持ち悪いからけしからん、という情報がバズってしまって、それが現実社会に影響を与えていく。それに対して、対抗言説が有効に機能しない。その状況は良くない。
memoとして、このブログに書き残しておく。
この問題はこれからも考えていこう。