ishiij's blog

a day of ishii masayuki

読書と育児

この三連休は台風が日本列島を直撃。我が家では、とくに遠出をすることなく、のんびり過ごしました。

ひとりで映画「ダンケルク」を鑑賞。

それ以外は、子守。近くの講演で、自転車遊びにつきあったり、追いかけっこをしたり。子どもたちはどんどん足が速くなっている。私はマラソンのペースでゆっくり追いかける。

公園の樹木が、台風で断裂しているのを、子どもたちが発見、驚いている様子を眺めて、いよいよ秋だな、と感じました。

隙間時間で、図書館からかり出したノンフィクションを読み進めてました。

ノンフィクションは面白い。小説もいいけど、ノンフィクションのほうが、当たりを引く確率が高い。

 

写真は、息子の折り紙作品。ドラゴン。

『過労自殺 第二版』(川人博)(岩波新書)で「硫酸で顔を洗ってこい」という表現に衝撃

以前から過労と過労死には興味をもっています。

過労自殺』の第一版は、読んだことがあります。

2014年の第二版を図書館で見つけたので、かるい気持ちでかり出しました。

内容はものすごくヘビーになってます。全部を詳細に読み切ると、まちがいなくグッタリする。拾い読みをするだけでも、かなり来ます。過労現場の記述が生々しくて。

全産業で、過労と、過労死が進行していることがよくわかりました。

日本の企業組織の病弊です。

ひとつ、気になった記述。

大手製薬会社で、ひとりの社員が過労自殺するわけですが、その上司は、営業ノルマ達成ができない社員に、こう発言した。

「硫酸で顔を洗ってこい」

ここまでの罵倒表現。私は知りません。

 

過労自殺 第二版 (岩波新書)

過労自殺 第二版 (岩波新書)

 

 

 

映画『ダンケルク』のリアルと、少ない台詞

映画館で観てきました。じつに台詞が少ない、無骨な映画でした。庶民は語らない。ただ,発砲する、逃げる、助ける、死ぬ、の連続。恐ろしい映画でした。

 

約40万人の兵士のうち、脱出できたのは33万5千人。残りの7万人ほどは戦死。

救出に向かった民間の船。その民間人からも死者が出ている。

すくない会話の中で出てくるのは、誰が生き残るか。その決断。

追いつめられた兵士たちが、その出自をもとに、おまえが犠牲になれ、と強要していくシーン。

戦争の心理ショックで、暴れる兵士を抑える民間人の言葉。

それぞれすくない台詞だけど、印象に残ります。

 

町山さんの映画評で、映画館に足を運ぶ機会が増えました。

ダンケルク」もその一つ。

miyearnzzlabo.com

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

 

クリストファー・ノーランの嘘  思想で読む映画論

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