石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

ソウルケイジ

誉田氏の『ソウルケイジ』を読了。前作『ストロベリーナイト』のほうが、リアリティがあった。ソウルケイジのテーマは父性。ひとりの父親としてみると、やむなく殺人を犯した人間の心理の書き込みが欲しかった、とは思う。そういうことを差し引いても秀作であることは間違いない。

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