石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

著者として自分の書籍を売る、その方法について

著者として自分の書籍を売る、その方法について

 

野毛の飲み会で話題になった「著者として自分の書籍を売るためにやるべきこと」

 

それをまとめてみた。

 

1)宣伝チラシを作る。

 

私は、デビュー作の「顔面漂流記』『迷いの身体』『顔とトラウマ』『知っていますか? ユニークフェイス一問一答』などが刊行されるたびに、出版社に宣伝チラシをつくってもらった。文言は出版社と話し合って決めた。

 

2)出版記念の飲み会を開催

 

単行本がでるたびに、出版記念飲み会を企画した。

編集者とライターの交流の場を作って、飲んでいた。

自著が売れるため、というよりも、他の人の人脈作りのきっかけ作りをした。

 

3)マスメディアに書評を依頼

 

スマホやSNSが普及する前は、新聞、雑誌に書評がでることに意味があった。

積極的に、献本して紹介記事を書いてもらった。

 

4)講演会などで販売

 

依頼された講演会の場で、書籍を販売させてもらった。

それでわかったことは、講演内容と書籍の内容が同じならば、書籍を買わない、という人がいる、ということ。

そういう人には、時間のあるときに図書館で読んで欲しい、と伝えた。

 

その後、専業の物書きを辞めて、会社員になった。

十数年ぶりに、復刻版『顔面バカ一代』(論創社)を刊行させてもらった。

 

スマホとSNSが普及した今、どうやって自著を売っているか。

 

1)SNSで宣伝する。

X(旧Twitter)やfacebookで、定期的に「発売中」という投稿をする。

 

2)街録チャンネルで、自著の宣伝

 

まえから興味があった「街録チャンネル」に出演して自著の宣伝をした。

55万回再生になったが、まだ在庫が残っている。

あらためて書籍を売るのは難しい、と痛感している。

 

3)読書会、飲み会で宣伝する。

 

ただの飲み会だけど、自分で企画しているので、多くの参加者は、私の書籍を読んで飲み会に参加する。

 

4)友人と会うときに、手土産で『顔面バカ一代』を持っていく

 

友人なので、喜んで受け取ってくれて、そのあとの飲食代はおごりになる。



これからの宣伝活動について

 

自分の書いた書籍を宣伝する行為は、生きている限り、一生続ける。

紙の在庫がなくなっても、図書館に書籍はあるし、電子書籍で読むことが可能。

どんな形であれ、自著を読んでもらうための、宣伝活動は続ける。

それはエンドレス。


以上