石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

ユニークフェイス+something

最近、考えていることのメモ。頭の中の整理。

ユニークフェイス研究所として、いま興味があるのは3つの方向性の活動。

第1は、当事者の交流会。
とくに、血管腫、太田母斑など、皮膚変色の当事者の交流会。

第2は,当事者研究のための読書会
ユニークフェイス問題を研究したいという、在野研究者、学生、大学院生たちとの勉強会。

第3は、ユニークフェイス+「something」

something とは、ほかの社会問題。
たとえば、ひきこもり支援の田中俊英さんと開催する、ユニークトーク。
共同親権、ひきこもり、など社会で注目されている、ユニークフェイスとは別の社会問題について語る。
石井はユニークフェイス当事者ですが、関心領域は、ユニークフェイスだけではないです。政治、宗教、人権問題、他のマイノリティ問題についても興味をもっています。
ユニークフェイス当事者活動の参考になるような、障害者運動、LGBT運動などにも興味を持っています。
20年のユニークフェイス活動で分かったことのひとつは,ユニークフェイス当事者は複合的な問題を抱えていること。
就職差別、性別差別、学校でのイジメ、ひきこもり、医療現場での説明不足による戸惑い、親子関係のこじれ、精神疾患になる、メイクアップ、恋愛、結婚・・・・等。

この3つについて、コツコツ取り組んで、テキスト(文章)を書いて発表していくのが、ユニークフェイス研究所の活動になると思います。
ひとりでは実現不可能ですが、ひとりでもできることをやる。
テキストにすると、後世に残る可能性がある。その言葉をもとに行動する人間が現れる。それは信じるに値する。