石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

息子の言葉は発展途上である。

豊橋に妻と子どもが戻った。息子はたくさんの言葉を話すようになっていた。娘はハイハイが力強い。横になっている私を乗り越えていく。


小さなことで泣く。様子をみていると、しっかり叱ってよ、と妻がいう。なるほど。こういうときに叱るわけだ、しかし、どうやって? と立ち往生。


息子は水が欲しいときに「ちょんちょんみ」という。意味は分からないが、彼の中では水とは、「ちょんちょんみ」なのである。


そうかと思ったら、しっかりした日本語を話す。


「これかっこいい」


と、何かを手に持って話し出す。


うまいものを食べると、「うまい!」と言う。「うんまーい」と抑揚をつけて、表情も豊かである。へー、すごいな。見ていて飽きることがない。我が息子ながらたいしたものだ。