石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

起業の本質は人のやりたくないことをやることだ。人の思い付かないことをやるのではない。


ぐっときた言葉。ほぼ日でも言及。いまの仕事でも、通じること。ガンバルゾ!!という気持ちになる。

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昨日、宋文洲さんのツイートで、 「起業の本質は人のやりたくないことをやることだ。  人の思い付かないことをやるのではない。」 ということばを見つけました。 ぼくは「すごいリアリズム。それは成功率も高そうだ。」 と、軽いコメントをつけて紹介しました。  宋文洲さんは、誤解されそうなことでも、 (魚で言えば、あんまり小骨をとらずに) とんっとそのまま差し出すことが多いのですが、 今回の2行も、ちょっとだけそういうところがあります。 「人のやりたくないことをやる」のは、 誰かがやらなきゃないなら、必ず需要があるから、 たしかに「仕事になる」のです。 それは、個人として「職にありつく」という仕事です。 「職にありつく」は「食にありつく」です。  でも、ただ「人のやりたくないことを」 ガマンしてやっているだけでは、仕事は育ちません。 ひとりの「食」が手に入れられて、それだけです。 「こうすれば、もっとうまくやれる」とか、 「こんなふうにしたら、イヤじゃない方法でやれる」と、 工夫したり再編集したりすることが、 「業」にさせてくれるのだと思います。
 ただ、最初の最初に、 「じぶんひとりでも、汚れても疲れても」という覚悟が、 あるかないかが、とても重要なのだということでしょう。 若い人が「起業」を語るのを、 宋さんはたくさん見てきたのでしょうね。 「こんないいことを思いついたんです」という話を、 いっぱい聞いてきたんでしょうね。 でも、そこに「人がやってほしい」と思ってくれる 「切実さ」があるのかどうか。 それこそが「市場」の欲しているものでしょうから。 問われているのはそっちでしょう、と言ってるのです。
 「人のやりたくないこと」を、 「よろこんでどんどんやれる」ようにするのが事業かな。 そういう目で、いろいろ振り返ってみています。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。「ほぼ日」の見え見えの企業秘密は超労働集約型ってこと。 

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